大酒飲みで、認知機能が低下している様子は、
たやすく想像できるかと思います。
認知症の種類として、アルツハイマー型、血管性、
レビー小体型、前頭側頭型などがありますが、加えて、
「アルコール性認知症」というのもあります。
身内のことを調べている間に知りました。
アルコールによって脳が萎縮するんだそうです。
アルコール認知症の
メリットは、アルコールを断てば、もとに戻ること。
認知症なのに「治る」に近いことが起きるようです。
デメリットは、「もの忘れ外来」では
診てもらえないこと。
アルコール依存症を治すのが先決です。受診先は精神科や心療内科。
私にとってはそのほうがハードルが高い印象です。
そう。鬼嫁は、夫を疑っているわけです。
私がMCI疑惑をもった夫は、この
「アルコール性認知症」の初期なんじゃないか?
という仮説を立てました。
15年ほど前になりますが、夫はアルコール依存気味で、「通報するぞ」「アルコール依存症で病院に連れて行くぞ」と脅して、なんとか酒量を減らした経緯があります。我が家の事情として、私自身はアレルギーで、アルコールを一切口にできません。
ただ、悩ましいのは、一般に依存症と言われる量よりも
現在の夫の酒量は全然少ないことです。
たかが350ミリ1本なのに、しとどに酔っ払っているのはなぜか。
①申告した「350ミリ・1本」に嘘があるから
②加齢でアルコール分解能力が減ったから(酒に弱くなったから)
③そもそもアルコール分解の基準は体重差があっても同じなのか?
3つの仮説を立てましたが検証できない…。
※体重とアルコール濃度は大きな関係がありました。サントリーのサイトがとてもよかったのでご覧ください。体重による血中アルコール濃度を求めることができます。
と、ある日ふとひらめきまして。
✨買いました、アルコールチェッカー。✨
こんなに便利なものがあったとは。
すんごい便利なんですが、
これは呼気中アルコール濃度を測定しますが
血中アルコール濃度ではありません。再計算が必要です。
【相互の数値を求める計算式】
◎血中濃度(%)を5倍した数字がほぼ呼気中濃度(mg/L)
ということは
◎呼気中濃度(mg/L)×0.2=血中濃度(%)
夫、帰宅直後の数値が0.1(mg/L)のことが多いので
試しに数値を求めると
呼気中濃度(mg/L)0.1×0.2=血中濃度0.02(%)
チョット待って。飲み過ぎてはない…てこと???
ちなみに私の前で飲まないように、土曜日は完全肝休日にする約束なんです。
②加齢でアルコール分解能力が減ったから(酒に弱くなったから)
てことなのかしら???
でも、酔うてるやん? 目つき違うやん?
ここで、仮説④が登場しました。
④私のセンサー精度が上がりすぎている。
まあいい。
酒に飲まれてはいけませんよ、夫。
タニタ製です。1000回測定という寿命があります。