認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

6月、きょうだいの「お客さん帰省」が重なる

6月の介護帰省は
関西のきょうだいも帰省してくることになりそうです。
1泊か、2泊の「お客さん帰省」です。

きょうだいは
「母さんの顔も見たいけど、きみの顔も見たいから
同じ時期に帰る。
母さんの介護の役には全く立たないことをゆるして」

だそうです。まあいい。
お気遣い感謝です。

 

母は喜ぶことでしょう。
ただ、ご時世的に、ドタキャンでダメになることもあるだろうし、
ギリギリまで私の口からは母に伝えないでおきます。
楽しいことが急に起きる分にはいいかなと思って。

 

きょうだいには、「母さんを病院に連れて行きたいので
協力して欲しい」旨、伝えています。
きょうだいがしんどくならない程度に、
役割を振り過ぎず、ヒマにさせすぎず、
ほどよく手加減しつつ、
なにかを上手に任せてあげられたらベストです。

きょうだいの帰省は1年以上ぶり。
いっときは、「チーム遠距離介護」に入ってくれるかもと
淡い夢を見たこともありましたが
もうそんなことは一切思わないので私も気楽です。

 

人には、適材適所、向き不向きがあります。
人も自分も、できればそれを優先したいので、
介護が苦手なら、加わらなくても全然OKだと私は思います。
たとえ身内でも、家族でも。
うちには私が機能しているし、
きょうだいが加わらなくても、母のQOLには変わりがありません。

 

私自身も、自分のペースで好きにさせていただいているので
遠距離介護をひとりでやることを苦だとは全く思いません。
第一、もうひとりじゃないし、
困った時は介護事業所のみなさんに相談できます。
この安心感たるや!
もしも私が、介護が不向きで、イヤでイヤでたまらないなら
こうはならないでしょうけど。そんなことにはなりません。
むしろ、
たとえ遠距離でも、母の晩年を共に過ごせるのはしあわせです。


ともあれ、きょうだい用のお布団干したり、
食事を考えたりしなくちゃだな。
6月帰省はなにかとタスクが多く、バタバタになりそうな。

がんばれ、じぶん。
介護タスクも多いが、仕事の締め切りも多い。
まあいい。