認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症の多動母、バスに乗ってまたまたお出かけ

私が帰京した翌日、
早々に母がまた、バスに乗ってまちに出かけてしまいました。
さすがは多動さん。


内容とは関係ありませんがこの日の夕方Alexa。母の多動炸裂ぶりがよくあらわれています。なぜに泥棒ほっかむり….。
昨日(火曜日)は昼の配食が遅く、12時になっても来ませんでした。
東京で仕事をしながら、今か今かと、
スマホで実家の玄関防犯カメラの映像を確認するわたくし。
お弁当が遅いと、多動の母が動き出すんじゃないかと思ったのです。

母が12時5分に玄関先に出てきたので、
待ちきれずにお弁当を見に来たのかと思ったら
そのまま母は出かけてしまいました。
えっ!?
配食が届いたのは12時7分。2分差で入れ違い、残念!

 

その母。
きっとコンビニに出かけたのだと思いましたが
コンビニなら往復50分で戻るはずが、
1時間過ぎても1時間半過ぎても母が戻りません。
不思議に焦る気持ちにならないので
とりわけ心配もしていませんでした。自分の直感、頼りになります。

自分の仕事も落ち着いて、
夕方4時前になってようやく母をキャッチできました。
「母さんどちらへお出かけされたんです?」と聞くと
「うん、安いものを買いに行ったのよ。
デパートは高いから行かなかったわ」と母。

まさか、またまた、バスに乗ってまちまで出かけていたのです。
私が「コンビニ」の先入観を持っていたので
すっかり見落としてしまいました。


見落としていたお出かけバッグはまるで保護色…。だってコンビニおでかけのいでたちなんだもの。

念のためバスの時間と、カメラがキャッチした母の行動時間を照合するとピタリと合いました。
さらにはカメラ映像を見ると、その少し前にバス停で時刻表を確認しようと出かける母も確認できました。

 

娘がいなくなったらすぐにまちに繰り出すのは
母の通常の行動なので
元気なのでよき! とも思う反面、
全く気遣わない、まちへおでかけとはほど遠い服装!!!
これまでとのおでかけとは落差が大きい。
またひとつ変化しました。

まあいい。
91歳、母は元気。まだまだ元気。

配食を入れるクーラーボックスのカギ問題で
まだアタフタしていることを配食屋さんに伝えたら
ロック自体をはずしてくださいました。

ありがたいこってす。
みなさんにしっかり支えていただいています。