認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母のもとにエアコンの神さま降臨

約束の時間に、エアコンの神さまがお越しになりました。
また、夏のスーツ姿です。神々しい。
この方は、作業開始にするときは作業着に着替えられることがあります。
私はAlexaでリモート対応しています。

エアコンに通電して、しばらくあれこれ確かめて
「エアコンは壊れていません。
連続運転しているので確認するようにという合図の点灯です」
とりあえず、故障ではないと伺ってひと安心。

「ということは、フィルター清掃しなくてはいけないということですか?」
「私も気になったので開けて中の状態を確認します」
(作業したのちに)
「全然問題ありませんね。このままお使いください。
ランプは点灯しないようにしておきますから」

クセが強い認知症の母がいることは、以前にお伝えずみです。
認知症の母の
「私はこの部屋にほとんどいないのに、つけっぱなしはもったいない」
という訴えに対して ※在宅時、母は一日の80%はここで過ごしています。
「大丈夫ですよ。このエアコンは
人がいなくなると調整して切りますからご安心ください」
「あらそうなの? お利口なエアコンなのね!」
「はい、そうなんです。とてもお利口なんですよ!」
すっかり母をごきげんにさせてくださいました。
母の心をわしづかみにして、母の目は❤

お代は私が振り込みで支払うことにしていたので
金額をお尋ねしたところ
「いえ、お金はいりません」。
「それはだめです、これからお願いできなくなってしまう。
出張料だけでも受け取ってください」と言うと
「いえ、これでお金を受け取るわけにはいけません。
私の自分の安心のために来ています。
今後も少しでもおかしなことがあればちょっとしたことでも呼んでください。
私がすぐ伺います。どうぞご遠慮なさらずに。
そうすると私も安心していられるのです」

 

やっぱり神さま、エアコンの神さまでした。
なんかもうすごいなぁ。

【過去記事です。はじめの神さま認定w】

 ところで私は遠距離介護だということもあり
◎こんな細かなこと(エアコントラブルの経緯と顛末)だとか、
◎明日の訪問介護にお越しいただく際に、
 夫の受診立ち会いでAlexaでお迎えできないこととか
◎週2デイデビューはおかげさまでうまくいっていて、
 デイバッグをまた作ってセットしてほしい とか

報告やお願いを逐一、ケアマネさんとヘルパーさん連名にして
FAX送信しています。※週1ベースで送信しています。

支援に入っていただくヘルパーさん、ひいてはケアマネさんに
情報共有を望むからです。
たぶんご支援のやりやすさ、ひいては質に関わることと考えています。

※FAXは送りっぱなしで、回答を巻き取る必要があるものは、 
 訪問介護にお越しの際にAlexaでご挨拶するので、確認したり、
 急ぐものは電話で巻き取りますが、
 大事なコトはケアマネさんが手配後に連絡くださることが多いです。

 

デイサービスとも、こちらはメールで、
その日母がお世話になった後にやりとりが一往復。

 

私にとってはみんなそれぞれ
遠距離介護の神さまたちです。