カメラ介護_認知症母の遠距離介護記録

92歳母(認知症でADHD、片耳ろうからの両難聴、弱視)の、見守りカメラを駆使した遠距離(東京~九州)介護記録。執筆者は1965生の娘(既婚、夫婦二人暮らし)。いろいろあるけど、まあいい! のんきでスミマセン。

冷凍焼けした冷凍うどん、固くて失敗の巻

朝の支度をラクしようと、
冷凍うどんで、無印の味噌煮込みを朝ご飯にする計画が
冷凍焼けを起こした冷凍うどんの口当たりの悪さで
母、文句ブーブーブー。


お口から、うどんの固いところを出そうとしています。あわわ。

悲しいかな、私は家事のスキルが高くないので
こんなときのリカバリー方法を咄嗟には思いつきません。
「ええい、中のうどんを取り出して、新たに茹でた「そうめん」に替えてしまえ!」
という強行策に出ました。それなら3分でできそうだし。


台所でそうめんを茹でる間も
母は10秒おきに、まるで壊れたレコードのように、
「これは固くて食べられない。うどんなのにどうしてなの」と訴えてきます。
よほど不快だったとみました。
でも、丁寧に説明する時間はない(と感じている)。
ただテンパる、未熟なわたくし。

ようやくゆであがったそうめんを、
冷凍うどんを取り出した「味噌うどんだし」に入れて母にサーブ。

そうめんが長くて食べにくいようなので
そうめんを途中でチョキチョキ…。
ようやく、母もホッとして食べてくれました。


太く見えますが、太めのそうめんです(ゆで時間3分て書いてあった!)

気を取り直して、食後のすりおろしリンゴ。うまうま~。

からの、またもや4等分に切り刻んだ柏餅が大好評。
ここまでくれば、今朝の朝食の悪印象は払拭できたでしょうか。


4分の1はフクがいただき、4分の3を母が食べました。

そのあとゆっくり調べました。冷凍焼けしたうどんは、ゆでるのがよさそうでした。
実家でどうするかは今後の課題かな。
乾麺使うのか、もうそうめんでいっちゃうのか…。

hint-pot.jp


さて、昼ご飯は、ホットケーキミックスで作ったパンケーキ。
今度は上手に焼けました、ヤッホー!

手前、直系10㎝くらいのプチサイズを2枚。4等分にしてバターとはちみつたっぷり。生ハムと目玉焼き添え。
途中、「甘いものと塩辛いものと一緒に食べてください、おいしいですから」
などの案内を適宜。
これはマックグリドルで身につけた味のセンス…。
人生を豊かにしてくれてありがとう、マック!
パンケーキのフカフカが大好評で、母、なんと完食でした。

お三時には、ヤマザキの「マーラーカオ」を、30秒レンチンで、
これもフッカフカにして出しました。うすあじカール添え。
どちらも80%空気の食べ物です(母に好評)。
牛乳はこの季節は20秒レンチン(母、冷たさを嫌うので)。

「お三時食べる人~!」
「はーい!」と、ノリのよい母。

夜はお約束のうな丼。まだ明るいけれども。

手前は私ので、端っこの固そうなところなど集めています。母はお腹近くのフカフカを。やっぱり1尾買って来て丼にするのは最高の贅沢♪ 野菜は、山芋を焼いて塩胡椒したもの(先日居酒屋でおいしかったので)と、レタスも一緒に焼いたら意外にもパクパク! いいぞ、母さん!!

さすがに全部は食べられないかな。
まあいい、明日の朝はうな玉にして出しますかね…
と思ったら完食でした。人生は素晴らしい。


気持ちよかったので食後の空のうつわです。

最近は私を「しぐれ茶屋フク」と呼ぶ母。
また3週間後、作りに来ますよ。
歯医者さんにも行きましょうね。