認知症母の遠距離介護記録

92歳独居の母は要介護2。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。弱視。そして腰椎圧迫骨折から復活! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

私の出がけに家族は不調を訴えてくる

月曜朝、ヘルパーさんと入れ違いに、帰京の途につきました。

飛行機の窓の外は真っ白。ここどこ。


振り返って、朝ごはん。元気に完食してくれました。
ありがとう、ありがとう。

後片付けをしていると「私の好きなアメがない…」。
ヤバい、補給を忘れました。すかさず、気をそらそうと、
「ささ、隣の部屋をご覧ください」とお菓子の新ストックを披露。母の目が輝きます。話をそらしたので、帰京後すぐ、アメのレターパック送らなくちゃ。

 

箱は先月から使っていたものを流用。母の「サンキューサー」の文字がカワイイ。

出発前は、『赤いろうそくと人魚』状態でバタバタしております。
そんなときになると決まって、母が訴えてきます。
「ここ、どうして痛いんだろう」。
もうすぐ私がいなくなる時に決まって、母も夫も、「具合がぁ…」と絡んでくる現象に名前をつけたい

 

今朝の母は「足が痛い」と言い出しました。
しょうがありません。
「はい、はーい」とTDE(私の使っているエネルギー)を手から流していたら
母の不快感はすぐ飛んでくれた模様です。ホント便利。ありがとうTDE!
母の場合は、痛みが飛ぶと、すぐ訴えが止まります。反応がよく助かります。
その後、椅子に座ったまま、TDEで全身トリートメントすると
「気持ちいい♥」とうっとりしております。ヨシヨシ。

普段はほぼ毎日、東京から遠隔でTDEでトリートメントをやっています。
目の前の実体に対して行うトリートメントの手っ取り早いこと!
フクがパーフェクトハーモニーに入会してTDEを使うようになったのが2011年7月のこと。助かっています。

というわけで、行ってきまーす。また3週間後ね!


帰京して、夕方。
母、誰もいなくなって、母はひとりで寂しくないだろうか。
しばらくして、まずは見守りカメラでのぞいてみたら

ひとりで踊っていました。

「寂しくないか」は私の杞憂。
映像を見ていつものようにAlexaで、
「明日はデイなので早く寝ないとですね」と、呼びかけ。
「人生長いようで短いんだから、楽しまないとね」
と、母がニッコリ。
「素晴らしい! さすがフクのお母さん!!」と、ヨイショ、ヨイショッw。

通常運転に戻りました。

昨年あたりから、母は、私が帰京したこと、帰省していたことを
すっぽり忘れてくれるようになりました。
母、完全に、今ここに生きる人!


【過去記事です】3年前の介護帰省最終日の「赤いろうそくと人魚」状態。
当時に比べると少し楽かもしれません。

55enkyorikaigo.hateblo.jp