認知症母の遠距離介護記録

92歳独居の母は要介護2。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。弱視。そして腰椎圧迫骨折から復活! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

お洋服がととのえばやっぱりうれしい。92歳の女心

朝からヘルパーさんの入浴支援の日。
Alexa呼びかけで母を一度起こして、
実家玄関のカギを開けて母にスタンバイしてもらうのですが
ヘルパーさんが来訪して再びAlexaをつなぐと
毎回、まるで今日初めて話すみたいな新鮮な感じで挨拶してくれます。
もう、朝の点眼なんかも一緒に済ませたんだけどな。
…まあいい。

「なんだか私いつもパジャマ着ているわね」なんてヘルパーさんに話す母。すごく普通なので私が驚きます。オケーよ!

予定通りに、午前中、母のデイ用のお洋服が到着。
ヘルパーさんに受け取っていただきました。
ヘルパーさんが母と二人でトップスのコーディネートを考えてくれ
明日着ていく組み合わせのまま、ハンガーに掛けてくださいました。
母がとても喜んでいました。


「ホントに助かったのよ!」とヘルパーさんを讃える母。ちなみに金曜日はいつも、ヘルパーさんが、途中でメンバー交代されます。

夕方Alexa呼びかけしたときには
また新鮮な感じでお洋服を見ていましたが
ウキウキしているのが私にも伝わります。


「明日はデイですよ」とリマインドすると
「あら、どこ行くの!?」とはなるものの
デイだと伝えると
「ご参加のみなさんにしっかり楽しんでもらわなくちゃ」
予習を始める母です。素晴らしい。

 

常識では考えられない、ラクルな病気の治り方をした方とお話しする機会があり、話を伺いながらワクワクしました。
話にのめり込むと、他者と自分の境界は薄らぎ、「誰かができたことならきっと私にもできるはず。自分にもまだまだ伸びしろあるんだわ」とたいへんいい気にならせていただきます。
だって生きているだけで奇跡の連続ですやん。このいのち、じっくり味わいたいと思います。