認知症母の遠距離介護記録

92歳独居の母は要介護2。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。弱視。そして腰椎圧迫骨折から復活! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母。ぼんやりさんは雨のせい!?

朝からヘルパーさんが来てくださる日。
雨降りの朝。母が間違えてデイの支度をして、
「お待ちかね」になっていないかと見守りカメラをのぞいてみたら、大丈夫。
「大丈夫」の確認後に、改めてAlexaで呼びかけます。

画面に現れた母は「おなか減った。私はなにを食べたらいいの?」
土曜日、日曜日で、母の冷蔵庫の状態がどんなかは私にはわからないので
サジェスチョンできないのがつらいところです。
ただ、「もしかして、お菓子が残っているかも!?」と思い
お隣の部屋のテーブルの上に、
「母さん好みのお菓子があるかもしれませんよ」
と言って見にいってもらったら大成功!

久し振りの、リビングの妖精、メイちゃん。背中の向こうに未開封お菓子の箱があります。

母の大好物の「チョイス」(森永)が未開封で一箱残っていて
見つけるやいなや、テンションが爆上がりになっていました。

ああよかった、こんなふうに、お菓子を使ってほしかったのです。
ビスケット3枚と牛乳1杯で、簡単な朝食になりますもの!


母もすっかり満足しているふう。ちなみに、カレンダーは昨日のうちに、6月に替えていました。素晴らしいわ、母さん!!

【過去記事です。10日前にお菓子便が到着したところです】

さて、夕方の配食が16時すぎに届いたので、Alexa呼びかけで母に知らせると
すっかりパジャマに着替えて
「ご飯も食べたしこれから寝るところ」と言われました。


しかし着る順番などを間違えていたので、もう一度一緒に着直しw。

えーーーと。
全然いいんですが、いくら雨降りと言っても
外はまだ全然明るいし、就寝には早すぎないかぃ!?
とは思いましたが、まあいい。
いつもの点眼と服薬を一緒にやってから、就寝してもらうことに。
ただ、点眼する際は、右も左も赤も白も、
なんだか全然わからなくなっていました、母。
やはり今日の母は、タッチが奇妙な感じ。雨のせいかしら。

「明日はデイですよ」とリマインドすると、
たった今初めて聞いたみたいなリアクションをする母。
「明日のデイはどこに行くの?」
「そこで私は何をしたらいいの?」
とまあ、いろいろ質問攻めになります。

「あの歌歌えばいいじゃないですか!」と一緒に歌うと
ごきげんスイッチに切り替わります。

この世の中に歌があってよかったです。