先日、夫の肺がんの3カ月ぶり、定期受診のCT画像解析で
手術していないほうの右肺について、手術を勧められました。
…まだ、ジャブって感じですが。受診先が肺外科ということもあると思います。
というわけで、6月下旬に
耳鼻科で嚥下機能について検査を受けてから
(夫、食事を飲み込めなくなり、食事中に吐いたことがありました。咳も増えている)
7月下旬にあらためて肺のレントゲン撮影に臨みます。
目標は、7月時のレントゲンでまた
「あれ? 小さくなってる!?」みたいなところを狙いたいと思います。
【医師の所見はこんな感じ】
◎腫瘍マーカーは毎回高いが、前回よりは低いくらいなので
悪くはなってはいない。
◎左肺:局部再発を疑う所見はない
◎右の下(下葉)ずっとあるすりガラス陰影は手術前からある。
前回から比べてすごく大きくなっているわけではないが、
手術当時2022年に比べるとやや大きくなっている。
◎手術前(2022年)は長辺が1.4センチ⇒今(2025年)は2センチ
もとはすりガラスだけだったのに、
充実成分(がん内部の肺血管の形が分からない程度の高い吸収値を示す部分)が出始めている。
治療は、手術ができるなら手術。だが場所が悪く、右の下葉切除の可能性が高い(5個分区域「S6」で「8」にもまたがっている)。
◎もともと左はすりガラス影が多発している状態だったので
今回の右も同様に高分化型腺癌(早期の肺がん)だとは思う。
状況的にはがんを強く疑う所見であり、治療を考えたほうがいい。
「ごくごく初期の腺がんかな」という印象。
◎しかし今は咳が出る、食べるとむせることのほうが重要なのでこれを調べてから治療を。
◎まだまずい段階ではない。
しかし2年前からは確実に大きくなっているので、がんだとは思う。
組織検査ができない位置。組織検査ができないので、放射線治療ができないこともある。
◎左上葉切除に続き、右下葉切除となると肺活量ががっつり落ちるので
歌を続けるのは難しい。
※今回担当医が変わりました。詳細に説明してくださる方でとても助かります。
私はイメージが詳細であればあるほど、現状把握がしやすいタイプなので!
【上記を受けて、夫婦の統一見解】
◎手術はないな! バンドで歌えなくなるなんて、生きてる意味なくない?
◎大きくしないように大切にしてこのまま暮らしていきたい。
今までの成長ペースで逆算したら、うまくいくのでは?
もう還暦過ぎているし、そういうのでよくない?
【振り返って反省してみた】
3月の受診時、タマゴは育っておらず大きく安堵しましたが、そのあとの3カ月、私から見ると、夫は「治ったつもりでいい気になっている」。
微妙なところなんですが、「治った」と体で実感するのはすごくいいこと。だけど治ったとあぐらをかいて、体を大事にしなくなるのは大きな間違い。この3カ月間、残念なことに夫はそうでした。しかも、私はただ口うるさいだけの妻で、夫の行動を変えられなかったことは大きな反省点。私のやり方も下手やったっちゅうこっちゃ。
おそらく夫は、(がんの)たまごちゃんの存在を、ちゃんと感じてあげられないんだと思います。あとは夫の【繊細ちゃん】をなんとかしたいんだけどな!
夫本人は気づいていない、リトル夫が【繊細ちゃん】なんです。
というわけで、研鑽するぞ。
たまごちゃんとの上手なつきあい方をみつけるぞ。
夫の就業日数を減らして、週4勤にすることに。
とにかく例外を探しながら落ち着く場所を探したいと思います。
その時間がとれることのありがたさよ。
【過去記事です】