実家地方は明け方の雨がとくにひどく、土砂降りでした。
朝食の食卓に着いた母が
「今朝は早くからどうして花火が上がるの? しかも5発も」
と言うので、「それは花火じゃなくて雷様ですよ」と説明するも
「雷じゃなくて花火よ。きっと運動会なのよ!」と母。外は雨…。
眠りが深かったのか、私はその音、聞いていません。
花火の話がループしてエンドレスかと思われました。
耳を傾けるフリをして、手元のスマホで早朝の落雷情報を見たら
母の話す時間帯と一致して、5つくらいの落雷が確認できたので
母さんすごいなと少し感心しました。
朝からお越しになったヘルパーさんに入浴介助をお任せしました。
とても助かります。
昨夜も、足を浴室で洗うだけなのに、ヒヤリハットを繰り返し、
ようやく洗いはじめたら、「痛い!💢」と叫ばれ…
やはりここはプロがいちばん…と思う今日この頃です。
空いた時間に私は自分の仕事に着手できますし。
お湯を張ったり、下着を出したりなどお風呂の支度だけは
私が整えておき、本番と後片付けをヘルパーさんにパスします。
後片付けまでお任せできるんです! 天国♪
寝室で母に「これからお風呂ですよ、よかったですね」と声をかけたら
「あ、そう。わかった」と、その場で潔くパーッと脱ぎ始め
上半身ハダカで「さあ!」なんてやるので
ヘルパーさんと私で笑いを必死にこらえておりました。
いいぞ、いいぞ! かたくなに閉じてしまうよりも100倍いいわ!
お風呂上がりでごきげんな母。白い髪がフワフワで、かわいい。白いプードルを思い出しました。このあと手足の爪を摘みました。
お風呂のあと、気持ちよくて母がごきげんだったので
一緒に銀行まで歩いて行くことに(いつも行くコンビニのお向かいにあります)。
最近、母がコンビニに頻繁に行っているようには見えないので
多分体がきつくて長くは歩けなくなっていると推察しておりました。
「歩けますか? 車を呼びましょうか?」と尋ねたら
「フクと行くなら歩けるから大丈夫。タクシーなんてもったいない!」。
たしかに、一人だと、つらくなったときに心細かろう。
危ないのがわかることはいいことだと思いました。
おしゃべりしながら、歌を歌いながら、急な坂道を歩いて往復しました。
途中銀行での作業とコンビニでの買い物を含めて、1時間強のお出かけでした。
お昼ご飯はコンビニ弁当。母は赤ウインナー弁当、私はのり弁。おかずを互いにシェアしながら。
共に歩けることが、とても愛おしいというか。
ありがたい時間だなと思いました。
これは就寝前のひととき、せっかく触れられるところにいるので、触ってTDEを流すように努めています(東京にいるときは遠隔で毎日やっています)。両膝とも、変形性膝関節症で大きく腫れ上がっています。この状態でよく歩けていると感心するので、丁寧にエネルギーを送ります。「フクの手は本当に不思議。さわってもらうと、痛いとか痒いとかスッと消える」と言ってもらい、今日は天にも昇る心地でした。母は痛い・痒いがとにかく多くて、訴えられるたびにテンパりながらやるのですが、わりと即座に母の愁訴は消えてくれる模様。ケロッとするので、母は治ると忘れるのだと思っていましたが、愁訴がなくなることを、覚えていてくれたことにいちばん驚きました。ときどき母が私の手の動きをマネしてきます💦 まあいい。研鑽するぞー。
TDEを送り終わってから「明日はデイですからね」と念を押したら、新鮮に驚く母(ついさっきも、伝えてはいるのです)。「予習しないと」と、歌の本を眺めています。「寝室でやればいいじゃないですか」と言ったら「いいや。別の部屋じゃないとだめ。眠れなくなると困る」。気持ちはわからいでもありません。
今日もお疲れ様でした。
私は「パーフェクトハーモニー」の会員歴14年で、そこで扱っているTDEというエネルギーを家族に対してなど、使いたおしています。IoTとともに、これがなければ私の遠距離介護は成り立たなかった…と思うものがTDEです。年会費5000円払って、TDE能力獲得するCD(1万6500円)を20分聞くと、だれでもTDEが使えるようになります。ただ、人によって上手下手があって、私よりもずっと上手な人が大勢いるし、かといって「えー、フクに聞いたようにはできないんだけど」ということもありえるんですよね。個人差が大きい。ただ、私はめっちゃ楽しくて、エネ感覚が乏しいのに、気づいたら入会して14年経っていました。