認知症母の遠距離介護記録

92歳独居の母は要介護2。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。弱視。そして腰椎圧迫骨折から復活! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

復活! 92歳母、にぎりがふつうに食べられるように

朝から散歩に出ようとする母に
「それより庭に出ましょう、ユリが咲いていますから」と誘うも
「虫がいるからイヤ」とのこと。お、おぅ。それは正しい。
母と庭とのドライな関係がハッキリしたような一幕でした。
それでも虫除けなどで対策して、再び庭にご招待。
ずいぶん足元がおぼつかず、一人で庭を歩くのは、もう危ない感じです。

でも、咲いてくれている花を見ると喜び、一つ一つに律儀に声をかけます。

そのあと「やっぱり外を歩きたい」と誘われて、近所の公園を一周。
運動機能にことさら遜色なく、よく歩けています。
グラウンドのほうが、庭よりも、足元が確実なのもいいのでしょう。
人がいない時間帯に限りますが(子どもが遊んでいるときは危ない)。

 
グラウンドを出るときはペコリ。

昨日、母の口から兄の名が出たので、ビデオ通話で会ってもらいました。
Echo Show10はいいな。まあ、会話は続かないんですけど!

たいへんあり合わせ的になっておりますお昼ご飯。


完食してくれました。

お三時はシュークリームとバナナとムーンライト。どくどく加減の牛乳を添えて。
たいへん喜んでくれます。

さあて、夕食まで仕事できるぞー!と思ったら
「一緒に手をつないで歩こう♥」と誘われて、しぶしぶ再び歩きに出ました。
この15分前にも、母はひとりで散歩に出ているんですが、それは忘却の彼方。
いい写真も撮れたことだし、まあいい。

 
ちょっと『モーメント・イン・パラダイス』みたいだったな。

 
帰ってくると、こんな感じで横になっている母ですが。
オン・オフが激しめ。


お疲れ様です。そりゃあしんどかろう、92歳。

介護帰省もフィナーレにつき、夕食は銀のさら
母ごのみのものばかりに入れ替えました。

一日が飛ぶように流れていきます。

 
1枚目)痛んでいた歯が抜けたので、一貫を切らずに食べられるようになりました。ただ、かみ切りにくいものは少しハサミを入れたほうがよさげでした。2枚目)デザートの、すりおろしリンゴとバニラアイス。冷蔵庫の残り物を合わせたもの。ペロリ好評

【過去記事 1カ月前の介護帰省時の様子。にぎりは4等分にカットしていました。噛めるって、幸せ!】

その、『モーメント ・イン・ パラダイス』です。

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