水曜日は、夫の受診立ち会いでした。
先日の、夫の肺がんの経過受診時に
咽頭に異状にあるのではないか嫌疑が生まれたため、
耳鼻咽喉科にて、夫の嚥下機能を確認する
嚥下内視鏡検査を行いました。
検査中夫はかなりきつい思いをしましたが
結果は白!
咽頭部分にはがんらしきものはなく
嚥下機能もしっかりしているので大丈夫。
誤嚥をきたしたのは、年齢相応の筋力の低下と思われるとのことで
簡単なトレーニングを2つ教わってきました。
【誤嚥予防のトレーニング2つ】
もちろん高齢者におすすめだし、二重アゴ対策にもよさそうなんですよね。
1 嚥下訓練のおでこ体操
手のひらでおでこを押し、おでこは手のひらを押すように力を入れる。喉の筋トレになるんですって。気づいたときに10回。
2 ペットボトル筋トレ
空の500mlペットボトルを横に向けてアゴ下にはさみ、 アゴを鎖骨側に近づけてペットボトルを押しつぶすようにします。喉の筋トレになるそう。10回くらいを目安に。
白とわかって力が抜けて、夫婦でようやくざっくばらんに談笑でき、
夫に、「実は相当ビビっていた」と告白されました。
がんが見つかるんじゃないかと怖かったのだそうです。気の毒に。
また、今回初めて知ったのですが(結婚23年経ちます)
夫は血を見るのも、内臓的なものを見るのも苦手で、
モニターに映る自分の内視鏡画像を直視できなかったのだそうです。
ヤクザ映画とか戦争映画とか好きなのに!?
あんなに美しぃ神秘なのに、ざんねんね!
とはいえ、嚥下内視鏡検査は、鼻から直径3ミリ強の内視鏡を入れていくもので
相当キツそうで気の毒でした。
気の毒すぎて「やめてあげて」と一瞬思った程でしたが
一瞬です。
モニターに内視鏡画像が映し出されると
肉体フェチといっても過言ではない私は
内視鏡がキャッチした夫の咽頭部の内視鏡画像に萌えまくり。
喉頭蓋(こうとうがい)の美しさに惚れ惚れし、
飲んだ水や、食べたゼリーが、
見事に食道に吸い込まれていく肉体の神秘を目の当たりにして、
震えるほど感動しました。
横で内視鏡に悶絶する夫を一瞬忘れてしまいました…。
なんとか検査を追えたあと、モニターに映し出される撮影画像を
これまたガン見する私。画像が美しいのです。担当医師に
「初見なので異状がわからない。こういう場合は? こっちは? あっちは?」
と矢継ぎ早に質問するのに対して、
「それはふつう」「全く問題ない」「きれいです」と
的確な回答をいただき、深い安心を得ることができました。
午後からは、3カ月に一度の定期、同病院の漢方外来へ。
おかげさまで、夫、体重49キロまで来ました!(173センチ)。
目標の50キロが見えてきました。
問題なく受診を終えて
いつもの漢方薬を「とどくすり」で届けてもらうことにして、終了!
お疲れ様でした!
↓とどくすり、だんぜん便利です。お薬待ちの時間がなくなります。
↓高齢者用の嚥下体操です。3分20秒くらいのところに「ノドの運動」として、上記の「1 嚥下訓練のおでこ体操」が出てきます。