認知症母の遠距離介護記録

92歳独居の母は要介護2。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。弱視。そして腰椎圧迫骨折から復活! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

デイでのトライアル入浴はかなわず、代わりにちょっとご褒美

結局、母は、デイでの入浴はできませんでした。
私もスタッフさんも忘れた頃にひょっこり
またそんな気分になるのかもしれません。
その日がやってくるのを、待つともなく、気長に待とうと思います。

まだデイの最中、15時に施設長さんからメールが飛んできました。
  ↓ ↓ ↓
取り急ぎ、◎◎様入浴についてご報告です。

やはり、入る気が失せてしまわれたのか、本日は入浴されませんでした。
「次にしようかな。」との事でした。

ヘルパーさんにもご報告しております。
次回からも入浴の準備をしてくださるとの事でした。

本日の活動内容については後ほど改めてご報告いたします。
  ↑ ↑ ↑
引用は以上です。

 

実は土曜は朝から、母の少々ぼんやりがやや激しく、

デイに行く支度は何が必要なのか、朝の支度はどうするものなのか、

心もとなく感じているようでした。

着替えの誘導以外も「次何したらいい?」と尋ねてきます。

「はい、仏様にお茶を出してください」

「朝ご飯も食べましょうね」と伝えると

「いつもそんなふうに教えてくれたら安心だから、そうしてね」と言います。


母を促して、仏様のお茶を淹れてもらっているところ。促せばできるから全然いいとも思います。

そんなだったので、朝の送り出しのときも、

入浴についてひとこともフォローできていませんでした。

まあいい! デイで入浴できなくとも、命に関わることではないし、

ただちに暮らしに関わることでもないし、余裕です。

ただ、朝のサポートの見直しも必要な時期に来ているのかもしれません。

ところで、今日初めて、ギンガムチェックのブラウスをおろして
デイに出かけて行きました。なかなかかわいいです。

 

そして帰宅後、就寝前。

一日の終わりに「だーい好き!」で締めるひととき。
母もノリノリでうれしそうです。
「ああ疲れた」と言う母に「お疲れ様でした」と言ったら
「もっともっと働いて疲れているフクに、そんなことを言っちゃいけないわ!」
と言われて、我が耳を疑いました。

いまだかつてない気遣いのことば!
どうしたのです、母さん!?