認知症母の遠距離介護記録

92歳独居の母は要介護2。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。弱視。そして腰椎圧迫骨折から復活! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

遠距離介護など、見守りカメラ導入事始め

朝から、実家母の寝室のAlexaが映りません。
再起動をかけても変わらず。
会話はふつうにできるし、母側には私が映っているそうなので
たぶん、Echo Show上のカメラオン・オフが「オフ」になっているのでしょう。
ヘルパーさんがお越しになったときに、修正してもらいました。

ウチの遠距離介護では
Alexa(Echo Show10)や見守りカメラは無くてはならない
かなめのアイテムですが
特に見守りカメラの導入までには少々時間を要しました。
母のプライバシーとか、母が嫌がるだろうとか、
自分が母の立場ならどうなんだろうとか、
もろもろ考えるとなかなか踏み切れなくて。

「つけてもいいものだろうか。プライバシー…」
みたいな話をTwitterの介護アカウントでつぶやいていたときに
「本当に必要になれば、躊躇せず導入するものだから
焦らなくてもいいのでは?」といったアドバイスをいただきました。
今にして思えば本当にその通りと思います。

母はもともと神経質なところもあって
「盗み見られている」となるとヒステリックに拒絶するきらいもありました。
だけど実際には、Echo Showは
「自分で取らなくても勝手につながるすごく便利な電話。顔も見える」
として認識してもらえましたし、見守りカメラに至っては
もはや理解できていないことでしょう。

一歩間違えると「監視されている💢」「盗もうとしている💢💢」
となるところが、なぜか
「いつも見守ってくれてありがとね」になってくれたのは
手品か!?
いえ、私は使っているTDEのおかげだと思っていますけど、
ただ、ありがたい偶然の連なりなのかもしれません。
こうしてスムーズにIoTが導入できたおかげで
母娘ともストレスなくやれているのは、ありがたい限りです。

 

まだ介護の入口に立ったばかりの方ならば
もしかすると見守りカメラに抵抗があるという方もいらっしゃることでしょう。
自分もそうでしたし、躊躇するお気持ちはわかると思います。
私が助言できるとすれば「見つめる前に飛べ」です。
案ずるより産むが易し。
導入だけして使わないでおくことだってできますから。
遠距離介護が続くと、遅かれ早かれ、見守りカメラは必要になることでしょうし。

 

ところで、またEcho Show10が市場から消えています。
きっとまたモデルチェンジするんじゃないでしょうか。
となると、またしばらくするとシステムバグの時期が
2週間程度やってくるんじゃないかと身構えております。

おかげさまでずいぶん図太くなってきました。

訪問介護の終わりの時間にAlexa呼びかけすると、大笑いする声が聞こえ、母が歌って、ヘルパーさんが手拍子を打っていらっしゃいました。いいなぁ。
のん気って最高!

まずは実家のWi-Fi環境を整える。話はそれからです。
ルーターは、NECの「Aterm」を使っています。

順に、Echo Show10(今はAmazonでは見当たらない)、室内見守りカメラ、防犯カメラ。Echo Showは、遠距離介護で使うならば、画面が自在に動かせる「Echo Show10」一択だと思います。



懐かしいな…過去記事です。

55enkyorikaigo.hateblo.jp