カメラ介護_認知症母の遠距離介護記録

92歳母(認知症でADHD、片耳ろうからの両難聴、弱視)の、見守りカメラを駆使した遠距離(東京~九州)介護記録。執筆者は1965生の娘(既婚、夫婦二人暮らし)。いろいろあるけど、まあいい! のんきでスミマセン。

介護帰省の1週間が始まりました

昼は生協さんの移動販売があるし、
夜は私がいるので、水曜日から配食はお休みに。

となると、昼食の調達のために、
母には忘れずに生協さんに出かけてもらわねばなりません。
生協さんがお越しの時刻は私は機上の人になってしまうので
離陸直前に「11時10分に生協さんにいってくださいね」
とAlexa呼びかけで母に念押ししました。
生協さんがいらっしゃるまであと1時間。
普通なら覚えていられないので、TDE使っておきました(うまくいきました)。

 

14時に実家に到着。
母は元気。ただ、気持ちの奥のほうに
漠然とした不安が沈んでいるような気配がします。
いろいろ忘れちゃうのがしんどいのかな、こわいのかもしれないな。
「忘れる」ということが、
おそらくもうあまりわからないような感じを受けます。
一度互いの部屋に離れたりすると、
「フクどこにいるの!」と大声で名前を呼ばれます。
娘が帰ってきていることが夢なのか本当なのかわからなくなっている模様です。
そりゃそうです。

…まあいい。とにかく、おいしいもの、おいしいもの!


おみやげの舟和のいもようかんに舌鼓。
つめたい牛乳と共に。ストライク入りました。

買い忘れがあったのでコンビニに行ったついでに
母の好きな「ボタンアイス」(ピノのことです)を買って来ました。
「母さんの大好きなアイスを買ってきましたよ」とひとつ手渡したら
怪訝な顔して口の中に入れたあとで
にこ~っとうれしそうなのが可愛かった。

夕食はお約束のうなぎ弁当ですが
完食はできませんでしたが美味しそうには食べてもらえました。
2枚目は、食後のデザートにした仙台銘菓の萩の月(またもやつめたい牛乳と)。

 

食後に「明日はデイです」と伝えると
「行きたくないなぁ。ゆっくりお休みしたいなぁ」。
「今日お休みでゆっくりできたのですから、明日は頑張らないとね」

と伝えました。
結局、母は、ぽや~~んとしたまま、就寝していきました。

まあいい。
私がいる間は、ぽや~~んでも全然大丈夫。

【過去記事です。ボタンアイスのこと】

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