カメラ介護_認知症母の遠距離介護記録

92歳母(認知症でADHD、片耳ろうからの両難聴、弱視)の、見守りカメラを駆使した遠距離(東京~九州)介護記録。執筆者は1965生の娘(既婚、夫婦二人暮らし)。いろいろあるけど、まあいい! のんきでスミマセン。

認知症母に、ポットのコンセントを抜くブームが到来

おだやかな日曜日でした。
予定がないのでモーニングコールもせず。

とはいえ、母が寂しくないように
Alexa呼びかけしようと思ってカメラをのぞくと
アレ? 何やらやらかしている気がします。
わたしの妖怪アンテナが、ピーン!

ちょうど母の手が伸びているあたりにコンセントがあるのです。

どうやら、母に、電気ポットのコンセントを引き抜くブームが到来。
金曜夜からしばしば抜くようになってしまいました。
なして今なんだろうか。
どんなメカニズムなんだろうか。
なにを思い出したんだろうか。ヤ・メ・テ…

抜いてもいいんですよ。
問題は、母が、再びコンセントがさせなくなることです。
母は、私の指示通りに、動くことができません(指示も下手なのかもしれません)。
土曜日朝は、再びコンセントをさして通電するまで
30分を要してしまいました。
ああだこうだと叫びすぎて、スマホが私が飛ばす唾ですっかり汚れてしまいました。私にとっても、きっと母にとっても、なんかの罰ゲームみたいになってしまいます。

日曜日は、進化して10分で修復できました。
でも、水道の蛇口が邪魔して
本当に通電できているかどうか、通電ランプがカメラで確認できない…。

まあいい。

 

そのときは険悪ですが、
通信を切ると、すぐに母の気持ちが切り替わるようでありがたいです。

下は夕方の配食を取ってきてもらったあと。
「栄養つけてどんどん大きくなってね」という私の言葉に
大笑いする母。今日もよい日。

 

夜、ポットのコンセントを確認すると
ちゃんと抜かずにいてくれた模様です。
ヨシヨシ。

こういうときは「抜かないで」の張り紙をしても
効果は知れていて、それよりもこの下にある床から10センチくらいの
コンセントにさしかえるほうが確実です。
でも、現状では、ポットのコードが下まで届かないので
延長コードを使うなど、仕掛けを考えなくちゃいけません。
次回の帰省時までどうしのいだものかな…。