カメラ介護_認知症母の遠距離介護記録

92歳母(認知症でADHD、片耳ろうからの両難聴、弱視)の、見守りカメラを駆使した遠距離(東京~九州)介護記録。執筆者は1965生の娘(既婚、夫婦二人暮らし)。いろいろあるけど、まあいい! のんきでスミマセン。

もやもやの海にいる朝の母

新型コロナは第13波だそうです。
もはや今回も身近にひたひたと流行の兆しを感じる今日この頃。
皆様お気をつけください。

さてさて、火曜日朝5時半。モニターで見ても、母のベッドはもぬけの殻。
トイレならいいけれど…キッチンの見守りカメラをチェックすると
…いました。

 

カレンダーをガン見しているので、今日の予定を確認しているのか。
もやもやの海にいるのかもしれませんが、
時間的に、大音量のAlexaで呼びかけるのもはばかられ、
自分の朝の支度も忙しいしで、いったんスルー。
母の起床時間にあらためて呼びかけることに。

で、1時間後の6時30分。
ほとんど動きが変わらない母。大丈夫かいな。

Alexa呼びかけすると、母の顔がパーッと明るくなったのがよかったです。
娘の声は、たしかな現実感なのかもしれません。

 

1枚目)はーい!ここが現実ですよ!! 2枚目)「われは海の子」の歌詞を書きだしているようでした…。

いやでもしかし、ここから着替えてもらうのに
今日は30分を要してしまいました。
不要なシャツを着込んでいたり、前後ろが逆だったり、
着替えてみたら「んもう、寒い💢」となったり、
なんかこう、パズルのピースがうまくハマらないような、
ぼよよ~んとした認知状態でした。

それとは別に、玄関の上がり踏み台にお弁当の空袋が放置してあるのを
通るときに危ないのと、
新しいお弁当がわからなくなるのとで、場所を移動してほしいのですが
どうしてもそれが母に伝わりません。
移動に15分を要しました。やはり、ぼよよ~~~ん。


上の写真は夕方撮影したものですが。

伝言を試みている間、なぜか母は3度も表に出ていってしまうし、
不穏になるし、ツバを飛ばして叫ぶ私も気が急くし…。

もちろん私側は、「音量100」ではないものの
日々早朝にスマホの中の母に向かって絶叫しているので、
お隣にご迷惑…かけてるよねぇと、ふんわり自覚があるのです。
まだなにも言われてないけれども…。ここは集合住宅ですから。

まあまあ。そんなバトルの間にお迎えが到着したので…まあいい。

 

夕方。今日も一仕事終えた母が元気に帰ってきました。
あしたは水曜日。
送り出しはなく、
生協さんがきて、午後はヘルパーさんもサポートしてくれるので
私にとっては、夢のような週の中日ということにw

お疲れ様♪