カメラ介護_認知症母の遠距離介護記録

92歳母(認知症でADHD、片耳ろうからの両難聴、弱視)の、見守りカメラを駆使した遠距離(東京~九州)介護記録。執筆者は1965生の娘(既婚、夫婦二人暮らし)。いろいろあるけど、まあいい! のんきでスミマセン。

認知症母の真夜中のヒヤリハット

遠距離介護なので、実家の母の寝室の気温を確認したり、
母の様子を確認したりで、
毎夜、夜間に何度か見守りカメラをのぞきます。
ナイトモードの画像はやや不鮮明ですが
なんとなくの状況は把握できます。

 

22時50分。なにか違和感。パナソニックの見守りカメラナイトモード。内臓赤外線ライトで撮影します。2枚目はAlexaの同時期の画像…見えん!!

日曜日の夜、22時50分にのぞいたら、
母に様子に少し違和感がありました。
ティシュで目を拭いているのか(普段よくやる行動)、
それだけでもない気がします。

もぞもぞしているので、母が目が覚めていることを確信でき、
Alexa越しに母に話しかけました。
※見守りカメラモードで話すときは、最初に通知音が鳴るわけでもないので、配慮が必要です。
とにかくいきなり母を脅かさないように、細心の注意を払いつつ…。

「母さん、どうしましたか? 何か困っていますか?」
やはり、ドアで顔?を打ったらしく、
手ぬぐいで打ったところを冷やしているところでした。


声を掛けるとすぐに上半身を起こしてくれました。不安だったのでしょう。ややこしいですが、パナソニックの見守りカメラで画像を確認しながら、話しかけるのはAlexaの見守りカメラモードを使っています。私のパナソニックカメラは会話の音質が悪く、母には聞き取りにくいのです。


そこで、キッチンの冷凍庫にある保冷剤を取りに行ってもらい
それを手ぬぐいに巻いて冷やしてもらうことにしました。
幸いにもそんなにひどくないらしい。
安堵しました。

冷凍庫の保冷剤を使ってもらえるところまでは成功。母さんよくやった!

23時5分。ベッドに戻った母。ようやくクールダウン。


上写真:とはいえ、その後もベッドの周囲をウロウロしたり、20分くらい落ち着きませんでした。下写真:「もういいからフクはもう寝なさい」と母。大丈夫そうだったので私は離脱しました。

夜が明けたら、ヘルパーさんが支援に入ってくださるので
ことの次第をまとめて、夜のうちに事業所へFAX送信で連絡(先方はメールがないのです)。
眉間か額か右目かわからないけれど、
傷の具合などを確かめてほしいとお願いしました。


「おはよう!」ありがたいことに母は変わらず元気です。

夜が明けて朝の母にAlexa呼びかけ。
スッキリ元気。昨日のことは忘れている模様です。
「打ったところは大丈夫?」あえてフワンとした訊き方をしたら
「どこか打った? どこ打ったの? 腰? 頭??」とボヤンとしているので
大きな問題なさそうです。
というか絶好調。


ヘルパーさんもお越しになって目視で確認してくださり
問題なさそうだとのこと。安心しました。

 

夕方、Alexa呼びかけで話しているときに、
ふと、母の右のこめかみあたりの色が気になったので
よく見てみました。少し青い気もするけど
ただの血管かもしれないしな…。

引き続きふんわり見守ります。
いずれにせよ、大事に至らずひと安心です。

就寝前の母。やっぱり絶好調w。今宵はおだやかにおやすみやす。