カメラ介護_認知症母の遠距離介護記録

92歳母(認知症でADHD、片耳ろうからの両難聴、弱視)の、見守りカメラを駆使した遠距離(東京~九州)介護記録。執筆者は1965生の娘(既婚、夫婦二人暮らし)。いろいろあるけど、まあいい! のんきでスミマセン。

遠距離介護時or介護帰省時、どっちの母が本当なのか?

遠距離介護でAlexa越しに母から受ける印象と、
介護帰省時に実際に会って母から受ける印象は、
やはり少し異なります。

在京時、普段Alexaで話しているときは、
「あれ? 母さん、結構うまくやれているじゃないですか!」と、
うっかり楽観的な評価をしがちです。
介護帰省して、実際の母の“いろいろできない”を目の当たりにすると、
現実を知り、身につまされるような気持ちになります。

もしかすると普段、Alexaで話す時は、
母自身も頑張っちゃうのかもしれませんし、
Alexa自体が七難隠すようなツールだからなのかもしれません。

Alexaで呼びかけると、母は溌剌としていることが多いです。

今回の帰省前は、母の認知機能の衰えをヒシヒシと感じる日々でしたので
「これで帰省したら、どんなたいへんなことになっているのやら」と、
おっかなびっくりでもありました。

ところが今回は違ったのです。
在京時の遠距離介護では、母の認知機能はボロボロだと思っていたのに
実際に会ってみると、まだまだ全然頑張っているし
母には母の思いがあって、あれこれやっていることを感じ取りました。

 

ここ1カ月間の母の変化として
遠距離介護時には「わからないから、次なにをしたらいいか教えて」
「フクの言う通りにしたいから、どっちにしたらいいか教えて」
などとと言うようになっていました。

ところが、実際に帰省してみると、
ちゃんと自分で考えて判断する母がいました。
自分でサクサク動けていました。

たとえば、ひとりで点眼しようと、方法を書いた張り紙を、
穴のあくほど読み込んで、正しく丁寧に点眼しようとしていました。

そういうことはもう全くできなくなったものと思っていたので驚きました。
そんなものですから相対的に、
「感じていたより、実際は悪くない」印象でした。

 

1枚目:すでに景色になって、読まれていないと思っていたのに、母は読んで理解し、最初の点眼のあとに5分あけてから次を打とうとしていました。えらいぞ!
2枚目:で、張り紙がわかりにくいので「もっとわかりやすく!💢」とリクエストするわけですが…

もしかしたら単に、普段の母が甘え上手になったのかもしれないし
娘(フク)のうまい活用方法を心得たのかもしれません。
本当のところはわからないけれども
「会ってみたら実際にはちょっとマシ」を嬉しく思いました。

 

勝手口に取り付けたのれんには母が自ら輪ゴムをつけて(私がカラーゴムに替えました)、昼はゴムを上に動かして少し外光を入れ、夜にはゴム位置を下げることで、カーテン的な役割を持たせます。そういうことを考えてできることに、私が感動しました。