認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母、次のフェーズに突入

今までは、日課の夕方Alexa呼びかけ」でしたが、
日課は今後、朝夕2回が基本になりそう。
なんなら昼も様子見で呼びかけるかもしれません。

Alexaで呼びかけて、顔を見て話すことで、
その時々の母の不安を和らげてあげられたらと思います。
とりあえずはトライ&エラーで、
朝夕呼びかけをやってみます。
それでまだ独居が続けられるならおやすいご用。

 

短期記憶がどんどん危うい母。
とくに、眠りから覚めて、暮らしが始まったときに
「え~っ、どうなってるの!?」の、認知症由来の混乱がありそう。

まずはそこをほぐしてあげたいと思いました。うまくいくかな。
とくに体の不調は混乱の大元になりそうです。
この世界の圧倒的な安心感を伝えなくちゃな。


朝から飲んでもらうお薬は消えてしまいましたが
ここ数日続いていた朝9時のAlexa呼びかけを、水曜日も。
現れた母はやっぱりこの日も深刻な顔で
白内障が…」と言いました。「◎◎眼科に行かないと」
不安なんですね。
それでも、母、今日は正しい病院名を言えているし
目の病気である認識はできています。やるやん!!!


視界の確認をしたり、スケジュールの確認をしたりの、朝。

まず左目、続いて右目を片方ずつ閉じてもらい、
左右の目の視界の違いを確認してもらいます。
「右はきれいに見えるよ」
「ね、母さんは白内障じゃないの。右はきれいに見えてよかったですね」
「でも左は三分の一くらい黒い」
「左は母さんのお目々の奥が出血しちゃったんです。
母さんの気持ちは十代だけど、体はやっぱり90歳だから、目をゴシゴシすると血管が切れちゃうことがあるから気をつけないといけませんね」
「そうね、こすっちゃだめね」
「眼科は明日、ヘルパーさんが連れて行ってくれるから大丈夫ですよ」

「明日、行くのね。◎◎眼科ね」
「予約しているからもう少し待っててくださいね」
とりあえず、わりと、お返事はいいぞぅ🐘

 

結果的には一日4Alexa、5Alexa呼びかけに。
それが認知症母の「世界の安心」につながるなら、
娘はもう少し頑張ろう。

とはいえ、リモートワークで、うちのデスクに張り付いているときは
この対応はさほど苦ではありません。
外での仕事のときは全くできなくなりますが、
まあできる範囲で気負わずやってみます。

1枚目)なんとか移動販売に出かけられたのを防犯カメラで確認。ヨカッタ…。 2枚目)帰ってきたタイミングで「おかえり~」とAlexa呼びかけ。買って来たものを披露する母。うれしそう。

母の変化に振り落とされないように、
こちらも進化しなければ(汗
まあいい。