認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

ヘルパーさん来訪28回目_「目の様子が気になります」


前夜母に伝えるのを忘れてしまったので
当日朝「今日はこれからヘルパーさんがお越しですからね」
と母に伝えました。
「何をお願いしたらいいんだろう?」
今までにはなかった、
ストレートな問いが返ってきてちょいと驚きましたが
お願いするのをわかっているのはまずまずです。
宇宙は問いでできているからな!(違

「掃除機かけていただくのがいいと思いますよ」と伝えると
「そうねぇ!」とあっさり。
受け入れてくれて助かります。ありがとう、母さん!!

仕事はじまり。ヘルパーさんお越し~。


そして仕事終わり。

その、仕事終わりににヘルパーさんが
母の目が腫れているのが気になる」と指摘してくださいました。
「ご心配いただきありがとうございます。
来週帰省したときに、眼科に連れて行く予定にしています」
と応えると、「それじゃあよかったです」。
たくさんの人の目で、見守っていただけるのがありがたいです。

 

それにしてもな。
認知症の母にどうやって「お目々触ってはだめです」
徹底したらいいものか。医師にも相談してみましょ。

 

夕方の、日課のAlexa呼びかけでは
レインコートを着た母が
「コンビニまで往復してきた、暑い、暑い」と言いながら現われ
Alexa前で脱ぎ散らかし始めました。
「母さん、だってまだ毛糸(※ざっくり透かし編みのニット)着てますよね。
毛糸、着てたらそりゃ暑いですよ」
「2枚着てるもん。穴がたくさんほげていて
お母さん、かわいそうねぇ」

バー!! 編み目に指を突っ込んで遊ぶ母。

…まあいい。

ちなみに中に着ているストライプのエプロンは
私がほんの幼い頃に母が着ていたもので、
おそらく50年選手です。
「これは長く着てるわよ。20年くらい!」。しみじみと母。

母にとっては、20年も50年も、
ほぼ変わらないかもしれないなと思いました。
「大昔」でひとまとめかな。