母の自室が2階にあるため、電話は1階でも2階でも取れるのが理想です。
以前はパナソニック「おたっくす」で、2階に子機を置いていましたが
子機で通話できなくなったので、勤務先で久しく使わない子機付き電話をもらい受け、
実家に取り付け、母に喜ばれました。
ところが喜ばれたのもつかの間、2階に置いていた子機は
ほどなくまた使えなくなってしまいました。
というわけで新調です。迷わず迷惑電話防止機能のある留守番電話を選びました。
だって、年末に帰ったら、「電話がかかってきた」とかで
1万円のカニを押し売りされていたんですもの、母(泣)。
ちょうどお値打ち価格だったこともあり、上記機種を
先日のドアホンと一緒に購入し、
家電店の方に設置をまとめてお願いしました。
私がなにか粗相をしていて子機が使えなくなっていたら困るので
プロの手に委ねたいと判断した次第です。
つつがなく取り付けていただきました。がっ、
「2階でも電話がとれるようになり、万々歳…」というわけでもありませんした。
子機の電話の取る・かけるが、母にはできません。
ボタンが押せない、わからない。
ゆっくり一緒にやるとできますが、急にかかってきたときにひとりでは取れず
コール音に気がつくと、2階の子機を尻目に、
慌てて1階におりる有様です。とほほ。
私がつくるマニュアルにまだまだ改善の余地があるとみて
いっそう精進する所存です。
こんなマニュアルでは全然ダメ!
また留守番電話を使いこなせるはずもありませんでした。
母難聴なのに、スピーカーからの音声を頼りにして
相手が誰かを聞き分けて電話を取るというのは無理なことでした。
電話から遠いところに居ることが多いのでなおさらです。
留守番電話で迷惑電話に対策するのは、健常が前提と考えたほうがよさそう。
もうひとつ、決定的な私のミスがひとつ。
子機がつながらなかった件はおそらく、
子機用充電池を替えるだけで使えるようになったはず。
知らなかった…子機用充電池。みなさんご存じなのか…。
もうひとつ大事なこと。
最近は電話機とドアホンを連携することも可能です。
…かっこいいな。
ただ、母の場合は混乱するだけだと思い、あえて別にしました。
それがよかったのかどうか、正直今もわかりませんが。
警視庁 特殊詐欺対策HP 留守番電話作戦(外部リンク)
ここを眺めていると、
高齢親への迷惑電話を留守番電話で撃退するのは最高に思えます。
しかし、こちらの高齢親の状況にもよるんですね。当たり前だけど。
うちはダメでしたが、周りの知人は、
留守番電話でうまく撃退していらっしゃいます。
…押し売りを避けられるよう、目下、対策を考え中です。