認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

隣家から認知症母へのクレーム電話が

Wi-Fi不調でAlexa呼びかけができないとなると
電話をかけて母が取ってくれるのを待つだけですが
母には難聴もあり、在宅でも電話を取ってくれる確率は半々です。


日曜日は、電話で再起動を頼んだときに、ゼエゼエ息が上がってしまった母。
夕方6時、7時と電話をしてもつながらないので
もしかして事切れてしまった母…をもやもやもやと想像して
「キャンセル、キャンセル!!」とかやっていました。

と、夜8時すぎに、隣家妻さんから電話が。
すわ、やっぱり死んだか、救急か、と身構えましたが、
クレームでした。


「雨風が強いこともあって、土曜の晩あたりから
裏口のセンサーライトがよく点灯するようになり、うち(隣家)も気になってはいた。
案の定、さっき、この時間になって、
お母さんが『光がこわいからなんとかして』と飛び込んできた。
夫が見に行ったが、コンセントを抜こうにも場所がわからない。
「どうにもできない」と夫が言うとお母さんが泣く。
また夫が行って、今度は30分以上帰らない」

隣家夫妻、母の感情失禁に初めて触れてしまい。おろおろ…。妻側はやがて怒りに。

要約すると
迷惑だ。とにかく、今、母を止めろ。今すぐにだ!!
って感じです。


…すみません。
母、電話に出なかったわけですね。取り込み中だったか(違

 

しかしそこからまた母に電話しても全然つながらず
10分ほどしてから隣家に
「ごめんなさい。まだ母とつながらないんです」と電話したら、
ちょうど夫さんが帰宅されたところでした。「火事になる、こわい」と泣く母を
「たとえ光っても絶対に火事にはならないから大丈夫ですから」となだめて
帰宅されたとのことでした。再び、電話口の妻さんに平謝りです。
「そもそも、ご不安なのでしょう、
お母さんは毎日のようにやってきて、

コンビニのお菓子などを置いていく(言外に強く迷惑感)
『笛を鳴らしたら助けに来てください』などと言われて、困っている」
「…たいへん申し訳ございません。
取り急ぎ、センサーライトの件はすぐに対策を取りますので」

電話を切ったら、つながらなかった母から、電話がかかってきました。
「勝手口のライトがつきっぱなしで気持ち悪いの」
「だからといってお隣に行きなさんな!」
思わず、かなり強い口調で言ってしまいました。
「通報されたらどうするの!?」


そんなこと、母に言ってもわかるまいて。言ったことを反省しました。
だって、通報されたら、
気楽な一人暮らしは終わっちゃうんだぜ。

でもね。私にクレームを伝えてくださる隣家妻さんは

やっぱり親切だと思うんです。
ストレートで市役所に通報などじゃなくてありがたいです。

 

センサーライトの件は
以前アンテナ修理でお世話になった電気屋さんに夜のうちにメールして
 ①センサーライトのコンセントを抜いて欲しい
 ついでにWi-Fiの調子がおかしいので見てほしい 
 ③Alexaの再起動をお願いしたい
 ④支払いは私が振り込みます。

と、まとめて頼みました。
グッジョブ👍👍👍

【過去記事。昨年10月にお願いした、まるで神の電気工事屋さん】

 月曜朝6時に
「県外にいるから最速で火曜15時になります」とお返事あり。

母の詳細を伝え、受け入れていただきました。
ひとコマ進みました。