日課の、夕方Alexa呼びかけ。
「寒くてどうしようもないからこれからお風呂に入る」と母。
「それはスゴくいいと思うけど、
ヒートショックに気をつけてくださいよ」
と声をかけると、キョトン?としている母。
「ヒートショックですよ。
ほら、TVでも気をつけろってよく言っているでしょ?
寒い寒い寒い寒い…と温かな湯船に飛び込んだら
血圧が急激に上がって浴槽の中でオダブツですよ」
と言うと、ツボに入ったらしく
笑い転げる母。
…そこですか!?
さらに「母さん、裸で死ぬのはきついですよ?」と被せました。
「だから、先にフタをあけて、湯気でお風呂の中を暖かくしておくこと。
足先からお湯を順にかけること。
先に肩にお湯をかけたらダメですよ! 死にますよ」
と言うと、
「もう、“死ぬ”とか言わないで💢 お風呂のフタ、開けてくるわ!」
とドアの向こうに消えていきました。
よしっ!
素早い行動の母。
再びAlexa前に戻ってきたら、
「脱衣場の電気ストーブもつけてきた」とのこと。
なによりです。理解できているじゃないですか!
今まで言っても言っても届きませんでしたが
初めてヒートショックの概念が、母に響いた瞬間です。
衝撃的な言い方のほうが効くこともあるんですね😏
結局私がいるときだけ使っている浴室暖房機。使うと「極楽」と言いますが、これの働きだとはわからないようで(母の視界には入らない)。
ちなみに、2018年に、せっかく浴室暖房機つけたというのに
新しい全自動洗濯機同様、母は全く使いません。
厳密にいうと、
母の視界に入らないというほうが正しいかもしれません。
認知症って、視野が狭くなるっていうし。
…がんばって、気合いで奮発したんですけどね。
まぁいい。