認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

朝ドラ。それは介護帰省時の心のオアシス

朝ご飯に、炊飯器で保温している
昨夜炊いたおこわを食べようとしたら
コンセントが抜かれておりました。
ひんやり。まあいい。
最近多くなったので、対策してみました。


母、わりと聞き分けはよく、理解できるとそうしてくれます。

介護帰省時だって気分転換は必要です。
私のオフタイムは
PCでNHKプラスの『らんまん』と
スマホのひかりTVアプリで
東京自宅で録画している『あまちゃん』を視聴することです。
15分ずつなら、どこかでうまく取れますから。
ほんまに、このひとときは私の心のオアシス。

ご存知NHKプラス。放送受信契約のある世帯の方は、利用申込みと認証の手続きを経れば、追加料金なく利用できます。私はPCやスマホタブレットで視聴しています。ほんっと便利、ありがたい。

plus.nhk.jp

東京自宅は「ひかりTV」なのでこれ(選択肢はありませんでした)。あまちゃんはBS枠なので、NHKプラスの補完がないのです(NHKオンデマンドで有料になってしまう)

www.hikaritv.net

ところで、先日Twitterでいただいたリプから
そうだ、母は扇風機は大好き!とあらためて認識できたので
Amazonプライムデーで
母のお気に入りの「チビ扇風機」(正しくはサーキュレーター!!)を
買い足しました。

今までは1階、2階を、母は持ち歩いていましたが
90歳だし、なかなかの重労働になるので、
1階に1台、2階に1台。
クーラーは使おうとしませんが、「チビ扇風機」(サーキュレーター)は
しょっちゅう使っています(ふとのぞいてみました)。

 
ダイヤル式で風量が調整できるのが使いやすいです。あと扱いきれる小型なのもいいんでしょうね。


母の短期記憶はボロボロですが
長期記憶もなかなかのものになってきました。

TVのニュースで見たようで
「今度また大阪万博やるのね」
「そうそう、やるみたいですね」
「前に行ったのは10年前だっけね。岡本太郎さんの全盛期だ。
あのときどこに泊まって(万博に)行ってたんだろうか」
1970年の大阪万博のことで、当時フク一家は府下の茨木市在住で、万博会場の吹田はわりと近く、
我が家は家族で何度も出かけていたのでした。「サヨナラ万国博覧会」にも行ったんだけどな。

母のぐにゃぐにゃの話を聞きながら
50年前でも10年前でも大差ないし
50年前にどこに住んでいようが問題ない。
どの記憶が正しいとか、どうでもいんじゃないか?
みたいな気分になりました。

目くじら立てることでもないし、
いわんや、こちらが悲しくなる問題でもない。
そもそも「どっちでもいい」としたらどうだろう
なんて考えていました。
いやあ、本当にどっちでもいい…。

とりあえず今、おいしいもの、食べましょ。

母用のマンゴー、ほっぺが落ちました。冷蔵庫にバナナがたくさんあったので、炊飯器でホットケーキミックスでつくるバナナケーキ。バナナが少なかったかも。


こちらのレシピで作っています。朝ごパンにもなるし、いいんです、これが。

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