認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

きょうだいとのシュールな会話

きょうだいに連絡して
母が、子どもを揃えて話をしたいらしい旨を伝えまして。
1年ぶりで、4月にきょうだいも2泊で帰省してくることになりました。

前回の昨年6月帰省時のあと、
持病のリウマチが悪化し、声帯麻痺しておおごとになったので、
次回は再発防止に努めたいと思います。
きょうだいにストレスをかけないように。
運動量を増やさないように。

きょうだいより。
「母さんのこと、任せきりで悪いね。
任せきりだけど一切口は出さないからいいでしょ?
ヘタに自分が入ると、自分は
母さんの首に縄をつけてでも高齢者施設に連れて行きそうだし。
お世話とか無理だから」

…ワカッタ。オデハガンバル ヲ。

【過去記事です】

ですが、口は出さないでくれるの、ホント助かります。

看病とか介護とか見守りとかの話になると
方向性がほぼ合わない、わたしたちきょうだい。

父の肺がんが見つかった、1992年春。
わたし27歳、きょうだい35歳。
介護の方向性のちがいで
大阪の地下街、ホワイティうめだ(当時)あたりで
大声で罵り合って、周りの人がサーッと引いたことがありました。
もともとはドライですが、父がもうすぐいなくなることで
互いにいっぱいいっぱいだったのかもしれません。
以来もう、言い合うことはありません。

 

さて、母は今日も元気。

楽しみにしていた移動販売の日で
いそいそと出かけたようです。
夕方戦利品を見せてくれました。
「これはなにと食べたらいいと思う?」と聞くので
「牛乳といっしょだったらすごくおいしいですよ、もう最高!」
と言ったら、「その手があったか」「素晴らしい」「天才だ」と褒めてもらいました。
明日の朝ご飯はそれでいくらしいです。