今回クールの服薬カレンダーで、
母の薬が消えるわけがわかりました。
昼食後、服薬のタイミングでないのにも関わらず
母がひとりで飲んでしまうことがあるからのようです。
本当はそのほうがいいのですが(本来は一日3回毎食後)、
調整して朝晩2回にしているので、お薬なくなっちゃうのも困ります…。
それでも今日はゴキゲンになってきました。視界がかけているのも認識できています。
カレンダーから薬がなくなったら
「Alexa、お薬出して」と言ったら、
ストックからお薬出してくれたらいいのにな。
とりあえずたびごとに、
「母さん、ちゃんと管理できるように、フクと一緒に飲みましょう」
と声をかけています。
まあいい。
できることをできる範囲で。できないことはしょうがない。
母の視界を保ちたいとか、私が焦ってもどうしようもありませんし。
ところで、
きょうだいには、母のフェーズの変化をまだ伝えていません。
きょうだい自身のからだもなかなかしんどそうですし
6月帰省時以来、ほぼ一度も母に連絡をよこさないきょうだいです。
実はきょうだい、6月の帰省後に体調を悪くして、崩したまま。リウマチ由来の声帯の炎症らしい…。ただ体調壊す前も、連絡はほぼ来なくなっていました💦
うちは私がほぼひとりで遠距離介護しています。
私にはうちの母(限定)を
遠距離介護する才能はあったようで、
さほど負担には感じません。
負担に感じるほどの作業量がないがゆえ、ですけれど。すみません!!
あと、負担に感じてはいませんがしょっちゅうプンスカしていますw。
介護を苦手に感じるきょうだいに、
参加してほしいとは、全く、みじんも思いません。
私なら、イヤだと感じている人に、自分の介護をされたくはないし。
人には向き、不向きがあるから、やれる人がやればいい。
私自身は、絶妙なタイミングで母の晩年に関わることができたことに、
ちょいと幸せを感じています。
人生思いがけないことがあるもんだ。
きょうだい的には、私への気遣いもあるのか、
「施設も考えてみては。
フクも無理しないほうがいいと思う。夫さんに気の毒」という見解。
「フクがいなけりゃ、有無を言わさず施設にはいってもらう」。
それに対して
「無理はしません。できるところまではお世話するので
お世話できる間は施設には入れません。
私の了見でお世話させていただいて、できなくなったときには考えます。
今手放したら後悔するので」と答えています。
母には、「もしも私がいなくなってきょうだいだけになったら、
施設に入ってください」と話して了承を得ていましたが
もはや、母がそんなこたあ覚えているわけがありません。
認知症が進んだ母とコミュニケーションを取るのがキツイ、
できれば見たくないというきょうだいの気持ちもわかります。
そんななかでも、きょうだいが、私の思いと行動を尊重してくれることは
ありがたいことです。嫉妬も執着もない、デキた人だ。
施設に入れないと、きょうだいが荒ぶれることもありません。
たとえ、きょうだい自身が認知症の母を受け入れられなくても、
「フクにまかせていたら大丈夫」と信頼してくれるのはありがたい。
得意な人が、
その人の才能を活かしてやればいいじゃん?
となると、参加しないきょうだいが
母の調子が悪いことを、こまごま知らされたところで
無用な心配が増えるだけやしなぁと、やや気を揉んでいます(私が)。
やや、です。そんなことを抱え込んでしまうのも面倒くさいw。
いっそ最終的に、「亡くなりました」だけ知らせるのが
きょうだいの気持ちはラクなのでは、とも思ったり。
最近は介護帰省の報告のタイミングも計りかねております(⇒報告してない)。
単に、私がきょうだいを、
母にまつわることであれこれ気遣うのが面倒なだけので
「今後も報告しなくていいよね。ホントに大丈夫ね?」
のコンセンサスだけ取っておけばいいか。
または、いっそこのブログを知らせて
自発的に、好きなタイミングで、
情報を取ってもらうか。
いやいやいやいやいやいや…ないし。
ちなみに、6月の帰省時のきょうだいへの呼び水は、
「まったく根拠はないけど、母さんはそんなには長くないように思うし
正気で話せる時間も短いと思うから、今のうちに帰ってくれば?」
で、それに応えてくれたわけですが
…今後は年に一度の帰省も難しそうです。きょうだいの体調もわるいし。
夕方7時に呼びかけたら「これから歩いてくる」と
お着替えを済ませ、ピンシャンな母です。
3日前には通院に同行したヘルパーさんに
「ひとりでお出かけは難しいかも」判定されていたんですがw。
とりあえずよかったです。
まだまだいけますよー。