認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

「認知症母の介護」 ウチの場合はきょうだいとは共有せず


毎日、服薬支援されながら。眼科のお薬も飲めています。


火曜日。意を決して、きょうだいに連絡しました。
母が視野狭窄を起こしたことも、
腰椎圧迫骨折したことも、きょうだいには知らせていませんでした。

結構フェーズが変わった感があるので、
知らせたほうがいいかなと思ったのです。

 

母の現状を知らせることが、きょうだいの負担になるといけないので
わたしもきょうだいに、母の状態や介護のことを連絡するのをやめました。
明確に決めたのは今年の8月です。
※きょうだいは、おそらくアスペルガー(わたしの推測)。6月に一緒に帰省した際、認知症母の現状を受けとめるのがかなりつらそうに見えました。気の毒。  

その8月に
「今後は逐一報告しませんから、次は『母さんが亡くなった』でいいですね?」
ときょうだいに確認したら、
「母さんが自分をわからなくなる前には一度会っておきたい」とリクエストが。
「ごめんなさい、それは私にもわからない。
1年後も覚えているかもしれませんが、明日わからなくなる可能性もあるのです」
と伝えました。

【過去記事です】

6月の帰省以降、きょうだいから母に連絡がくることはなくなりました。きょうだい自身の健康状態もよろしくありません。関節リウマチが喉にきたらしく、片側声帯麻痺で、声が出づらくなりました。それでもマイペースで、そこそこごきげんに生きています。既婚でパートナーと同居だから孤独死はしないだろうし、大丈夫。

意を決して連絡し、
母の腰椎圧迫骨折と視野狭窄のことを伝えたところ、
やはり状況を想像できないようでした。
仕方がありません。ただ、
「アナタがいちばん大事にしなきゃいけないのは
母さんではなく夫君なんだから、
無理せず母さんは施設にいれたほうがいいと思うよ?」
きょうだいなりのやさしさでもあろうことなので
気遣いに対する感謝を伝えたあとで
だが断るも伝えました。


方向性がまったく異なるきょうだい同士。
それで揉めることもなく、自分の好きにやらせてもらえるのはありがたいです。

 

ぶっちゃけ、介護には向き・不向きもあるし、
向く人で、できる人がお世話するのが、みんな幸せなのでは? とも思います。
あくまでもウチの場合ですが。

私はひとりで勝手に、母をお世話させてもらうので
やりやすいし、ありがたいと思うことのほうが多いです。
多分、頭の違う“手”が増えても、しんどいだけじゃないかな。
ケアマネさんやヘルパーさん、民生委員さんはじめ、
思いを共有できる関係者の皆様には、とにかく助けていただいています。
まあいい。
介護も多様性の時代なのかもしれませんね。

 

人生で、今自分は、かけがえのない時間を過ごさせてもらっている実感があります。
母の最晩年に寄り添える幸せを味わわせてもらっているところです。

 

なんというか、間に合ってよかった。

 

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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