認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母「今日は交流会」らしい_デイサービス6回目

金曜日はデイサービスの日✨
お迎えは朝8時です。
6時45分にモーニングコール代わりの呼びかけすると
すっかり支度を調えた母が現れて
「今日は交流会なの。皆さんに楽しんでいただかなくちゃ」
とニッコリ。…お、おぅ。

昨日ヘルパーさんが持ち物も準備してくださっているし、
支度は多分大丈夫。というか、母は出したり入れたりで、
たぶん大丈夫じゃないけれど、
大丈夫じゃなくても母は死なないし、
大勢に影響はないので

私が必要以上に心配しないように努めます(慣れろ自分!)。

お迎えが来て出かける母は、案の定、
デイ用のカバン一式を持ち出すのを忘れてしまいました。
玄関の防犯モニターを見ながら絶叫するわたくし。
「ウチの中に戻ってください、かあさん!!!!!」
幸いにもスタッフさんが前回持参したバッグがないことに気づいてくださり
事無きを得ました。ありがたい、ありがたい。
そして夕方6時前に帰宅しました。足取りも確かで元気そう。

夕方母がニッコニコで帰宅。
「ありがとうがたらん」と繰り返します。
意味がわからないので尋ねると、
「こんな遠いところまで送ってくれて、スタッフさんが
またひとりで帰って行くのがありがたくてたまらんので
何度言っても足りないから『ありがとう』がたらん。
フクにも、ありがとうがたらんと思っているよ。
ありがとう、ありがとう」と母。

おお、なんか神々しい。
そんなことを思ってくれていることもあるですか。殊勝が過ぎる。
今晩死なない? 大丈夫!?

もう、笑いの質が違うってくらい、いい顔で笑う母。よかったよかった。

帰ってきた母は
「ずっと向こうにいて、うちに帰ってきたら
なんだかよその家に来たみたいだ」とも言いました。

今の私にとっては福音です。
このまま、おだやかに、どうぞ、なにとぞ…。

夜9時を過ぎてから、デイサービスから報告メールが届き
静かに感動しています…。なんて丁寧なんでしょう前回は電話だったのでメールの報告は初めて。
感動したので、許可をとらずに貼り付けます。お叱りを受けるかな…まあいい(叱られたら削除します)。
お仕事が丁寧で惚れ惚れします。関係者の皆様に頭が下がります。

本日のデイでの活動内容をご報告いたします。

準備体操後
マシントレーニング5台 10回3セット実施。
腰が痛いとおっしゃって、前屈を行うマシン1台を未実施です。

【個別機能訓練/運動器機能向上訓練 】 実施者:機能訓練指導員(担当者名) 20分
室内歩行に必要な訓練実施。椅子に座っての姿勢保持訓練、棒体操、下肢の挙上・保持運動、平行棒を使用し歩行訓練実。歩行訓練ではマット踏10回、段差乗り越え、階段昇降5回実施。寒いと訴えあるが発熱なく、他体調不良ないため運動に参加される。周囲の動きに合わせて動かれていた。【口腔機能訓練 】 実施者:看護師(担当者名)
嚥下訓練20 実施。問題なく実施。個別機能訓練実施
口腔機能訓練実施

お食事は全量完食されました。
昼食後に歌を歌い、歌しりとりにも参加されました。
15時30頃に、「車はまだ来ない?」と言われましたが「16時30に車が来ます」とお伝えすると納得されました。
少しずつデイで過ごすことに慣れてこられている様子です。
後、○○様(←母)にお手伝いしていただくことを増やしていけたら、と考えております。