認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

介護保険 住宅改修費支給

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母が「こんな書類が来たけどどうしたらいい?」と聞いてくれました。

介護保険の更新をせよという通知です。

去年は「介護保険? なんですか、それ。いりません!」と母が勝手に返事をしてしまい

そして返事をしたことを母が忘れているので、ちょっと大変でした。

それを考えると大きな進歩です。

 

去年1年間で、介護保険のお世話になったことで大きかったのは

・住宅改修費支給 

でした。

住宅改修費支給はとてもありがたかったです。

その道の達人である工務店の方とケアマネさんとが一緒に下見をしてくださり

家の中の階段(もとあったものに不足分をプラス)、トイレの手すり、浴室の手すり、

玄関のアプローチの階段の手すりを取り付けることに。

母ははじめ、「そんなのいらない!」と激おこでしたが

今やいつも使っており、「便利だ」とニコニコしています。

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玄関の段差は、私が以前購入した段差解消手すり階段で

十分だとのことでした。

 

工事後に、あとのまつりで気がついたのは

勝手口の外、居間から庭に出るところの外(どちらも段差あり)にも 

縦型手すりが必要だったことでした。

ただ、本人は不便さに気がついていません。

母の動きを追って、私が気がついたところを、できる範囲でフォローしています。

気がつけていないこともあるかもしれません。

予算がつけば、次はつけてあげたいです。

 

いつまでも元気で自宅で暮らしてもらうためには、手すりや段差解消は重要なこと。

室内を全部バリヤフリーにして、家中車いすでも自由に移動できるようにして、

扉は全部引き戸にして…とかできたら完璧でしょうね。

水回りだけでもそうだと便利だろうなぁ…と夢見ています。