6月の介護帰省時、念願だった掃き出し窓の段差解消を
手すり付きのものに変更することができました。
実家リビングの掃き出し窓から、外の地面までの高さが30センチ強。
洗濯ものを干したり取り込んだりの出入りのためには
この段差の上り下りが必要です。
四捨五入90歳の母にはつらいこと。母は常に膝に痛みもあります。
5年ほど前にコンクリートの踏み台を横に2つ置いて高さを軽減し
昇降しやすいようにしていました。
こちら。二つ置いて足場を少しでも広く取りました。
納品時、もうダメっていうくらい重たいです。お気をつけください。
設置当初、母に喜ばれましたが、次第に、入口にしがみつきながら
昇降するようになっているのが気になっていました。
加齢と共にどんどん体の自由がきかなくなります。
こればっかりはしょうがない。
でも、網戸へのすごいしがみつき…まずい。危ない。
ヨイコラドッコイショッ!
思い返せば、住宅改修補助で工事をするときに
対策を考えておくのでした!
もうひとつ、勝手口対策も忘れていた…。
……芳一の耳にお経を書き忘れたことに気がついたときの
和尚さんの気分でしたよ。
勝手口は高さは15センチ程度の段差だと思いますが、
手すりナシでは90代にはちょっと危ない…。
とはいえ、泣き寝入りするわけにもいきませんので
今回は掃きだし窓用に、手すり付きの階段を購入したわけです。
もちろん
「無駄遣いばっかりして。そんなモノいらない」と母にこっぴどく叱られました。
レビューでは、「女性ひとりでもラクに組み立てられました」とありましたが
難易度高かったぞ!
私は、一度異なる足をつけてしまい、やり直したし。
いちばんキツかったのが、1箇所ネジ穴がズレてたこと。
組み立て家具で致命的ですやん…。
ここまで組み立てて「返品」かと悩みましたが
ためつすがめつ、TDEを使いながらようやくなんとか。
2時間かかったやんか!!
組み立て式すのこベッドより、テーブルコタツより
難儀したわ!
でも、できあがって設置すると、「あら、いいじゃない」と母。
しかしよく見ると、手すりの向きが違うじゃないか…。
直しました(大汗)。
「あら、ラクねぇ」と、母、ご満悦。
作るのはもう死ぬかと思いましたが、でも、母がゴキゲンなので許します。
ただ、スグレモノかというと、「値段相応」としかいえないかな。
こういう福祉用品の手すりとは雲泥の差が…。
(Amazonにも取り扱いがあるのがスゴイ。桁がひとつ違いますから
お気をつけください)
(外部リンク)城東テクノの「モッテシリーズカタログ」PDF
ゴメンね母さん、今はこれで我慢してね。
機会があれば改善するからね。
ちなみに兄(63歳)は今回つけた手すり付き階段を見て
「いいなぁ、我が家も買おうかな」と言っていました。
そう、確かに私(55歳)もラクチンなんです。
下は以前玄関につけた踏み台。
「こんなのいらないわよ」と言ったのもつかの間
母はすぐに頼るようになりました。段差の軽減だけではなく
やはり手すりもあったほうがいいです。すぐに必要になると思います。
過去記事で少し書きました。