認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

実家で頼りにする工務店さん

実家は築30年ほど。
建てっぱなし、住みっぱなしで、おうちの手入れらしいこともほぼしておらず、
住人同様、相応に年季が入っています。


介護帰省を始めた当初は、あんなとこ、こんなとこが
大丈夫かいなと結構気になったものです。

あんなとこ。

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こんなとこ。天井と壁にすきまが(汗 別に地震でこうなったわけではなく、熊本地震以前からこうでした。

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今では私自身が、わりと慣れてしまった感もあります。
とりあえずやれることはやったつもり。
お世話になっているS工務店さんは、
毎年母がお気に入りのカレンダー(お気に入りその2がワンニャンもの)をくださいます。
来年分もいただきました♡

お気に入りのわんにゃんカレンダーには、いつも母の落書き、バッチリ。

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私自身は、S工務店
2019年年末に行った、介護用住宅改修のときにずいぶんお世話になりました(下に過去記事を置いています)。
はじめ、門戸の締まりが悪くて気になると相談したら
プライスレスでちゃちゃっと直してくれて
しばらく経ってそれも傷んでもう一度相談したときに
介護保険の住宅改修を提案してくれました。

「外階段には手すりをつけたほうが安全だから」と強く推してもらいました。
当時の母は「そんなのいらない」でしたが、あれから2年経ち、
出入りするときはかならず使っています。

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玄関や勝手口の防犯も相談して、母が安心するようなカギをプラスしてもらいました(プライスレス)。
勝手口と玄関の、ちょっとレトロなカギ。工務店さんの提案で、母は絶大な安心を得ることができました。

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工務店さんは、昔から母をよくご存じでいらっしゃいます。
母の家のことをご存じなのは心強い。
ほかにも私自身が、その方に信頼を寄せるのは、相談したとき、
こちらの事情を汲み取り、相応な処置をしてくださるところです。

以前「キッチンから、ダイニングに向かう床がきしむんだけど、張り替え!?」
と相談したら、見に来てくれた上で
「結構なお金もかかるし、床の張り替えは得策ではないと思う。
本当は幅をほぼ同じく、長さを2メートルくらいで板を敷いて、
かかる重さを分散させることでしのぐのがいいんじゃないか」と提案してくれました。

遠く及びませんが、踏み抜くことはないと安心したので、こんな超応急処置。カーペットの下にすべり止め置いてます。

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 今後、誰がどのように住むのかをいちばんに考えてくださるのがありがたい。
以前S工務店さんと、そんなお話をしていたときのこと。
「そりゃお金をかけたらきれいにはなりますよ。
でも、高齢者がひとりで細々と暮らしている家なのに、
傷んだ箇所はすぐ、お金をかけて取り替えるのは違うんじゃないか。
もちろんや娘さんたちと一緒に住んでいるなら、話は全然別ですけどね」
いい話だなと思いました。

もちろん、かけるお金がふんだんにあるのなら
いますぐ改修したいのは山々、谷々なんですけれどね。
「こうしたい」イメージだけは明確に描き続けておりますですよ。

人がよく通るところは傷みが早いです。剥がれてしまった床板を、やはり絨毯で応急処置…。下にすべり止め付き。※このあたりは工務店さんにはお見せしていません。

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【過去記事】住宅改修の支給額の範囲で、がっちり買いましょう的に考えてくださるの、ありがたかったです。55enkyorikaigo.hateblo.jp