認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

夫、呼吸器外科の各種精密検査がスタート

予定通り、
夫の、大学病院の呼吸器外科初受診に付き添うことができました。
ここがスタート地点です。
クロもシロもまだわからない。一発逆転だってまだあります。
いろいろ再検査して、10月24日に最終的な診断がおります。


紹介していただいた医師によると
・CT撮影した医師は肺がん疑いの診断をした。
 私たちはこれからあらためて細かく再検査し、
 結果を精査して診断する。
・こうした肺の影については、20も30も理由が考えられ、
 そのうちの最も怖いものとして肺がんが挙げられるが
 精査しないことにはわからない。
・結果が出るまで気持ちは休まらないと思うが
 今はドキドキせず、できるだけリラックスして。
だそうです。私にもわかりやすい解説でした。
ただ、私自身はいつも医師にさんざ脅されて来て、唯一「たいしたことないと思う」と言われた亡父は末期がんで処置なしだったという苦い経験があり、医師に脅されないの逆にちょっぴり落ち着かないところもあります。「ちょっとー、脅すのが仕事じゃないんですか!?」みたいなw。結局なに言われても落ち着かないのか。まあいい。

 

話は戻って、この先の再検査メニューがスゴくて、
 ◎一般レントゲン撮影 →昨日終了
 ◎造影剤検査 →昨日終了
 ◎呼吸機能検査
 ◎PET検査 *全身転移の状況把握
 ◎呼吸器内視鏡検査
 ◎頭部MRI *脳転移の有無
を経て、10月24日に説明となるそうです。


「ええええっ、PETを保険適用でできるんですか!
まあ、そうですかぁ!!!」
と、ゴージャスな検査メニューに萌えるわたくし。
自分が受検するわけではありませんが。

だって先にPETとMRIで転移状況確認できるなんて
めっちゃ効率いいですやん。萌えますわ!

もしもクロだったとしても、
肺がん治療は、10年前とは全く結果が違うほど、医療が進歩しているそうです。
その代表がPETとMRIなのかもしらんと思いました。
私は解剖学的なことが結構好きで、体のことや医療も、非常に興味のあるジャンルなんです。


強がっているけどきっと十分凹んでいる夫に
「酷なようだけど、どっちに転んでもこの体験はかけがえのないものだから
どんな感情もしっかり味わい尽くすほうがいい。
今生きてるってそういうことだから」と伝えました。
ドライな配偶者かもしれません。まあいい。


夫の検査日程は、すべて私の遠距離介護の日程を外して入れることができました。
10月の介護帰省は通常通りにこなせます(年末まで全てチケット手配済み)。
病院は、自宅最寄りのバス停から、直通バスで20分。まずまず便利です。
近所のクリニックで医師に受診先を紹介してもらう際
「どこでも紹介できる。どこがいい? 近くて便利なところがいい?」と聞かれ
「どんなに遠くて不便でもいいからめっちゃ腕のいいところ。
私は素人で全くわからないので、先生の推しにしてください」とお願いしました。
クリニック先生、いいところ紹介してくれたではありませんか!とちょっと思っています。

母はというと。
「夫ちゃん治って良かったね! 難しいのに治って良かった!!」
と言い出しました。なんとなく験がいいので
「うん、おかげさまで、ありがとう! 運は強いんだよね」
とありがたく受け取ることにしました。
思考の現実化🌈
まあいい。