認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

東京は雪だから。高齢母の小鬼電

「東京は雪」の全国ニュースがTVで流れるたびに
母から「東京は大雪だって。出かけないで気をつけて」の電話が入ります。
1時間前のニュースでも電話くれたよねぇ~
の言葉をゴックンして
「あら、ご心配をありがとございます。
でも大丈夫。私のまちは海に近いから降らないみたいですから😊」
「ああ、そうなの? じゃあよかった。またね~」
…まあいい。在宅ワークなので楽勝です。

日課の、夕方Alexa呼びかけ。
お騒がせいたしましたが、母は元気です。
手の甲の腫れは相変わらずで、
内手首に血液がおりてきて、黒くなっているそうです。
相変わらず理由はわからず、母は気色悪がっています。

「病院に行けてよかったですね」と話を変えると、
「うん。ホントね。タクシー代は往復で2000円かかったけど
ヘルパーさんに一緒に病院に行ってもらって安心したし、楽しかった」
とご満悦です。楽しかった…いい言葉です。
「こんなことがあってもいいわよね」と、
タクシーの中で担当ヘルパーさんと話したそうな。
どの口が言うの!?
少し前の訪問介護イヤイヤ期を思えば、こちらがびっくりです。
ありがたい。

しかし、もしも実費がかかっている旨を母が知ったら
「もったいない!!💢」と怒るんでしょうねぇw(言いません)。

 

翌土曜夕方は配食のお弁当が来る旨を伝えると
「ヤッター!」と喜ぶ母。ごきげんなのか?

「最近無精になってお弁当がうれしいわ」
なんて殊勝なことを口にするので
「いいじゃないですか。90歳なんだから
時間は自分のために使って楽しく生きないと。
食事の支度くらいは堂々と無精してください」
「そうよね。頑張らなくちゃ」
「いや、頑張らなくていいです。のんびりして…」
「私は頑張るのがなにより楽しいの」
知ってます。生き甲斐フリーク。おそろしや。
それを、いろいろ面倒に感じている超ドライな娘(私)です。
でも、生き甲斐ボヘミアンとかになられても私が困るな。
そこで、
「いっそ、短歌とか俳句とか、作ってみてはいかがです?」
と提案すると大笑いしたあとで
「古池や~ ちゃぽちゃぽ蛙が 跳んでいる…」
🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸

なんかもう絶好調でした。
まあ、概ね意味はあっています(古池や蛙飛び込む水の音)。

「それで今日のお弁当は何時にくるの?」
母さん、それは明日の話です(汗

まあいい。