認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

ヘルパーさんに同行していただき、高齢母が受診


昨晩よりはマシながら、やっぱり腫れている母の右手。この日ばかりは画面の大きなPCでAlexaをつなぎました。私側デバイスは、PC、Echo Show5、iPhoneiPadをAlexaにつないでいます。

ありがたいことに、
木曜日の朝、訪問介護にお越しいただいたヘルパーさんが
訪問介護終了後に、そのまま母を
整形外科に連れて行ってくださることになりました。
なんということでしょう! 劇的な展開で感動です。
前日に連絡した私からの相談を受けて
対応できるように調整してくださってきた模様。

私は知らんかったとです。
ヘルパーさんが、病院に付き添ったりしてくださる
ウルトラCが使えるなんて。
それはできんことだと思っていました。
ヘルパーさんに「こんなこともできます」と教えていただいたのです。
保険がきかない自費で、1時間2500円くらいらしいですが、
背に腹は代えられません。めっちゃ助かりました。


ヘルパーさんは、受診をすべて終えて、
母と一緒に帰宅してくださったのち
Alexaで私と通話し、結果を教えていただきました。
✔骨折はしていない。
✔右手首裏の内出血がひどく、右大腿にも内出血があることから、
   転んだと思われる。または半身を打ち付けたか!?
✔捻挫と思われ、腫れは3~4週間はこのまま。

せっかくの整形外科受診なので
日頃気にしていることも診てもらうように
あらかじめヘルパーさんにお願いしました。
その件についての回答は…
✔ヘパーデン結節は年齢的にしようがない。
   温めるなどして、痛みの出ない工夫を。
✔膝には水が溜まっているのでリハビリの体操を伝授。
✔湿布の処方(母のサロンパス依存を伝え、私が希望しました)。

大事にならず、本当によかったです。
「母さん、やっぱり転んだんですか?」と聞いても
「さあねぇ。忘れたからわからない。転んだのかなぁ」
と、きわめて暢気な母。あっぱれ。
運が強かったねぇ。このままずっと強運な人でいてください。


ヘルパーさんから、膝のリハビリ体操を教えてもらったと説明を受けました。


実はヘルパーさんに、
「お母様は、『くれぐれも注意』と、
病院の先生から釘を刺されました」と言われまして。ドキッ。
「診察で横になっている状態から起きあがるときに
お母様は勢いをつけて、『1,2の3!』でパッと勢いつけて起き上がられるんです。
腰の骨が折れることがあるから厳禁だそうです」
…とくに人目があると、母が張りきってやるやつ…。
今日は横になって診察するたびにやってたそうですよ…。
多動ちゃん…。_| ̄|○

母、「◎◎(ヘルパーさんお名前)さんが何もかもやってくださって、今日は本当に助かりました」とうれしそうです。一人では行けないものね。受診して安心できたね。よかった。母がヘルパーさんに、またひとつ馴染むきっかけになりました。

日課の夕方Alexa呼びかけで
「あの勢いつけて起きるヤツ、『絶対やるな』って先生がおっしゃってたってよ。
腰の骨が折れちゃうことがあるんだって。絶対だめですよ」
と母に伝えたら
「あらそうなの、怖いねぇ。気をつけないと」。めっちゃ人ごと。
「母さんの気持ちは19歳でも、骨は90歳だからいたわってあげてください」
と言うと、コロコロ笑うのでした。
…ま、まあいい。

夕方。病院受診で疲労困憊かと思いきや、ごきげんな母。「いつも気にしてくれてありがとう」のお言葉いただきました。だから東京は大雪💦

訪問介護として、第三者の方にも入っていただけることの安心感と恩恵と。
今日はたっぷり享受させていただきました。
ありがたいなぁと思うと同時に
母のイヤイヤが続いたとしても、続けてお願いすべしと痛感いたしました。
頼れる人がいるって素晴らしい。

【ちなみに本日の料金】

整形外科受診診察料 2160円⇒母が支払い
処方薬(湿布)270円⇒母が支払い
タクシー代 @940円×往復=1880円⇒母が支払い
自費負担の病院動向 @2500円×4時間=1万円⇒請求書扱い