認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

母の記憶に異変アリ!?_ヘルパーさん来訪53回目

月曜日は入浴支援の日。朝から私に
「今日はヘルパーさんがお風呂を見守りしてくれますよ」と聞き、
お風呂大好きな母は、きっと心待ちにしていたと思います。

そういえば先日、お友達に誕生祝いをしていただいた際に、
母がみなさんに、自分の入浴支援について、
どんなに心地いいかを話し始めたときがありました。
「浴槽のお湯は特別なお薬だから、全部そこで洗ってもいいの。
だからお風呂に浸かったまま、浴槽の中で髪も洗うし体も洗うのよ。
しっかり温もったら、シャワーで上がり湯するの。
スゴく気持ちいいのよ」

え、わかってたの!?
というか、段取り覚えていたの!?

内心かなり驚きました。
そんなに気持ちよかったのか!?w

 

今日の入浴支援終了後に、ヘルパーさんに電話して、
報告を伺っているときに、グッドニュースとしてこちらからもお伝えしました。
「そういえば、母が入浴支援のことを事細かに覚えていて
皆さんの前でとうとうと自慢を始めたので驚いたんです。
お風呂に入れていただくのはよほど気持ちいいみたいです」
と伝えると、「実は私もそう感じたことがあります…」

ヘルパーさんが教えてくれたことには。
母の記憶が回復しているところがあるように感じたそうです(そっちか!?)。
「今日は入浴支援でしたが、
替えの下着やタオルを全部ご自身で用意されていたんです。
また、お風呂上がりに、着替えた汚れものの下着が洗濯機上に置いてあったので
洗濯しようと洗濯槽に入れて蓋をしていたんですが
『洗濯機の上にあった下着はどうした?』とお聞きになったんです。
ハッキリ覚えていらっしゃったのでビックリしました。
今までそんなことはなかったので不思議というか。
私は素人だからわかりませんけど
腰が痛くなくなったのとなにか関係あるんでしょうかね」

 

一喜一憂するつもりはありませんが
面白いこともあるもんだ…と観察を続けます。

 

ヘルパーさんは気遣いの方で、たとえ気づいても、それをすぐ家族には伝えない方です(家族に一喜一憂させない気遣いなのだと思います)。今回は、私が「そういえば…」と母の記憶のことを話したので、「私もそう思うことがあった」と報告してくださったわけでして。ホント細やかな心配りができる方で、私はいちいち感激しています。すごい方だなぁ。

 
ちなみに晴れのお誕生日会もメイちゃんを子分に従えていました。大人しくて従順ないい子です。もしかするとよいお友達になってくれるかもしれませんよ。