認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

多動母の主張「配食のお弁当がひと品入っていない!!」

インターホンなどの呼び鈴がなかなか聞こえづらい母のため、
母の腰椎圧迫骨折をきっかけに、
お弁当が配られたら、配食屋さんから私にショートメールをもらい、
Alexa呼びかけで、毎食ごとに私が母に
「ごはんが来ましたよ」を伝えることしています。

ちょっとしたひと手間ですが、これで、
受け取り損ねることがなくなり、母のQOLはアップ。
私もいつも進捗が確認できるのでいいことずくめです。

時折配食屋さんからの到着メールが抜けることがありますが
玄関の防犯カメラの録画を追って確認できるので助かります。

日曜日。お昼が到着したので
母に知らせて取りに行ってもらいましたが
「メインのおかずが入っていないのよ。カラなの」と母。


お弁当を垂直持ちして見せてくれるのもいかがなものか…といつも内心思います。まあいい。

Alexa越しに見せてもらいました。
あら、ホントだ~。

すぐに配食屋さんに連絡すると
10分後に、抜けたおかずを持ってきてくださるとのこと。
配食屋さんにはお手間をおかけしますが、
母が楽しみにしているので
お言葉に甘えることにしました。


再配達してくださって、母が説明を受けています(いや、まず聞こえていないはず)。

10分後来てくださったあとで、配食屋さんから
私に報告のお電話をいただきました。
「今お届けしました。お弁当を確認したら
1品ぬけているのではなく、大きく振られたようで、
おかずが隅に寄っていました。
お持ちしたおかずはそのままさしあげましたので」

配食屋さんは、母に手渡ししてくださって
その旨を母に直接説明してくださいましたが
母が理解できるわけもなく…。
ひたすら申し訳なかったです。
私が気づけず申し訳ない限りでした。

 

多動の母。実はお弁当を受け取った後
毎度お弁当をぶんぶん振り回しているのが
気にはなっていたのです。このせいか…。


かけてあるお弁当を取る時も、
勢いつけて大きく振り上げるし

手に持っ手歩くときも、
お弁当の袋を、楽しそうに180度往復させるし…
まあいい。

ちょっとわかりにくいですが、多い時で3台つないで実家をチェックしています。デスクのEcho Show5で母の寝室(写真左上)、タブレットでダイニング(写真下)、スマホで玄関の防犯カメラなど…。たいへん便利な時代でございます。遠距離介護を支えてくれる文明の利器。


 


 

うちの防犯カメラは「日本アンテナ」製なんですが、販売終了しているらしいので、自分が買うなら多分このへん選びそう…と思い、上記をピックアップしました。
スマホのアプリでチェックできることがマストの条件です。
私は外壁への取り付けは自分でできる自信がなかったので、実家市の家電店で、取り付け工事込みでお願いしました。