認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母の覚醒_デイサービス9回目

金曜日はお待ちかね、母のデイサービスの日でした。
前日の木曜日、ヘルパーさんが、着ていくお洋服を選んで
「明日、◎△さん(母)がわかるように壁に掛けています」
とおっしゃいました。
ありがたいことにいつも気に掛けてくださっています。

すごくわかりやすいです!

「ありがとうございます!」と、私はよい返事をしたものの
「はて。掛けてあるものを、母はその日着ていくものとして
認識できるかしら?」
一抹の不安が残りました。
掛けてあるものは母には景色にしかならないような。
いや、置いてあるものもすべて、母にとっては景色ではあるのですが。
まあいい。

金曜日の朝、Alexaで母のコーディネートを見ると(上の写真)
やはり、掛けてあったスタイリングと異なります。
「あれ? 母さん、昨日ヘルパーさんと一緒に用意した
コーディネートはどうされましたか?」

と尋ねたら、
「ああ、あれね。サクラモチーフのジャケットだから
もう季節はずれだと思ってやめといた」と即答。

めっちゃクレバーやないかいさ!
ちょっと驚きました。
母の中で何が起きているのやら!

ただ、パールのネックレスはないわ(またもや今週もパールが登場)。
「母さん、パールはTPOがおかしいです。
運動もあるからパールはやめましょう」
諫めるとムッとされましたが
チェンジしてくれたのでよしとします。

お出かけ直前。ワクワクが伝わってくるようです。

デイのスタッフさんにも、母がアクセサリーを着けてしまう件
相談はしています。
「ネックレスやペンダントは、もしも危険があるようでしたらお伝えします。
今のところは運動するにも差支えありませんのでご安心ください」
とコメントをいただきました。
恐縮です。感謝しかありません😭

毎回、終了後に非常に細かいレポートが届きます。本日のひと言コメントのところ。
頑張ってるなぁ、母さん。

  ↓  ↓  ↓

昼食後の12時30分頃、皆様が食事が終わって座られている時間が「ぼーっとしているなら歌った方が良い!」と思われるようです。

昼食後の体操が済んだ後に「今の季節は茶摘みの歌」と歌ってくださいました。
また、昼食時の配膳のお手伝いと、おやつを配るお手伝いをしていただきました。いつも「これ配る?何かすることない?」と気にかけてくださっています。
夕方行う日常生活動作の訓練では、洗面台の鏡みがきを担当してくださいました。