認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

寒がりさんの母。実家気温管理が難しい

Alexa呼びかけで、夕食が玄関先に到着したことをお知らせ。
暑そうな母が現れて私のほうがびっくり。
ババシャツ一丁!
いや、よく見たらTシャツでした💦 きわめてババシャツ的ですが。

母と会話しながら「tenki.jp」を確認したら、
実家地方は31℃。

「気がつかなくてごめんなさい。よほど暑かったんですね!」
手元のスマートリモコンで、母のいる実家ダイニングのエアコンをオン。
ヨカッタ、セーフです。

母にはそのままお弁当を取りに行ってもらいました。


ところが、その母、お弁当を取って戻ってきたら
私と話しながら「何これ、どっかから風が来てるよ? 
なに!? 窓あけてないのに!?」と言うので
「母さんのほうのエアコンを、こちらからピッ、してつけたんです」と言ったら
「ヤメテーっ! 
この格好できなくなるじゃない💢」
と母。
そりゃごもっともですので
ふたたびピッして、エアコンを止めました。
…この格好w。

よくわかりませんが。
なんとなく母が冴えています。

なんじゃ!?

ちなみに、明朝の入浴支援を伝えて、「暑いから明日は水風呂ですね」と言った私、「あわわ、とはいえ、本当に水風呂だったら母さんショック死するから加減してもらってくださいよ」と慌てたら、母は大笑いしながら「水風呂で昇天、あわわ、ぶくぶく…」とふざける母です。十分元気。実は私、2歳頃に母と入浴中(母が自身の洗髪中)に浴槽で溺れたことがあって、写真の母はそのときの私を模しています。ただの悪ふざけともちょっと違ってw。


 

さて2024年も後半戦が始まりました。
6/30は氏神さんの
「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」ご神事に参加してきました。
氏子連や氏子青年会、地元婦人会の末席にちょんと。
大祓の茅の輪を全員が3回廻ったあとで、やはり参加者全員で昇殿参拝。
渡されていた「大祓詞(おおはらえのことば)」を見ながら皆で唱えました。
大祓詞」は「般若心経」の3倍以上の長さだそうで。私、「大祓詞」を唱えるのは初めてで、舞いあがったというか、あまりにかっこよくてシビれました。祓戸の大神として、瀬織津姫が出てくるあたりで昇天しそうに。あくまでミーハーで、瀬織津姫大好きです。今年は「大祓詞」がたどたどしかったわたくし、来年は成長して朗々と唱えられるようになろうと心に決めました。「大祓詞」は、『紫式部日記』にも登場するんだそうですよ。

私が神仏好きなのは、ミーハーだからだよなと昨日も思っていたところでした。伺ったトーハク(東京国立博物館)で、偶然「吉野と熊野の山岳霊場の遺宝」の企画展やっていて数々の蔵王権現さん(下写真)を拝見してこれまた昇天。ホンマにカッコイイ。お姿の向こうに役行者さんを感じるんですな。…格好いいわぁ。ついパソコンのデスクトップ画像にしましてん。しあわせ。撮影してよいところがあったんです。うふふ。