認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

朝昼晩、助六だい!_ヘルパーさん来訪89回

訪問介護の日。
朝から母にリマインドのAlexa呼びかけを入れると
私が話し始める前に
「今日はこれからヘルパーさんがいらっしゃるから」。
素晴らしい。朝ご飯に、昨日の助六を食べるらしい。

夫の受診立ち会いがあったため、ヘルパーさんの来訪時には
Alexa呼びかけできませんでしたが、つつがなく運んだ模様です。
終了時に間に合ってAlexa呼びかけ。
ヘルパーさんが「お昼ご飯に助六を召し上がるとおっしゃっています」。
昨日ヘルパーさんと私で、母の助六のこだわりについて
話していたところだったので、画面越しに互いに苦笑い。

ちなみに木曜日は夕食も、配食がくる前に
「今日はもう夕食食べた。助六を食べたよ」と母。
助六なら、朝昼晩同じでもいいのかい!?
…まあいい。

 

夫の肺気胸の経過観察で受診でした。
撮影したレントゲンで比較して、
肺の穴が塞がりつつあるのを確認してひと安心。
懸案の肺がん再発についても
「肺がんの再発ではない」と先生自らきっぱり切り出したので
夫が大いに安堵していました。

実は夫、昨日も朝から38℃の発熱でしたが(1日で収束)、肺の持病とは無関係と思われるので、受診はかかりつけ医の範疇でOKとのこと。「残業を控えるなど、継続して無理をしないことで、今後も様子見」ということになりました。次の受診は2週間後です。

 

きょうだいの様子もわかってきました。誤嚥性肺炎ではなく、2年前のリウマチ性間質性肺炎の再発だそうです。声帯麻痺の影響もあるかもしれず、これから嚥下のリハビリが始まるそうです。自分がそうなって、あらためて母の強靱さに驚くきょうだい。

ちがうのです、きょうだい。
母さんは今、薄氷の上をなんとか歩いている。
昨日と同じ様子の今日がすごせのは、
奇跡に近いことなのですよ、とくに、今は、そうなのです。

毎日が奇跡ですよ、奇跡。本当に。