認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

ヘルパーマジック_ヘルパーさん来訪78回目

早番の訪問介護の日。
始まる一時間前にAlexa呼びかけしたら
久し振り、母はギッタンギッタンに不穏で
「今日はヘルパーさんはお休みする。
もう寝るッ。寒いっ!」
ときました。

「母さん、寝るのは全然いいし、
しんどいから今日は寝てますって私からも伝えます。
でも、だからこそヘルパーさんには入ってもらうので
玄関の鍵は開けておいてくださいな」
とお願いすると
「私の人生なのになんで私の勝手にできんのね!
ムキーーーーっっっ!!💢💢💢」
見事に炸裂でございました。
「母さんが独り暮らしをこの先も続けるために、ヘルパーさんやケアマネさんの力をお借りして、みんなで母さんを見守るんですよ」とは伝えました。

 

間を置いてもう一回呼びかけても不穏は変わらず。
はて、この落差はなんだろう…と考えたら、
きっと本当に寒かったのです、母。
5月というのに全国的に冷え込んだ朝。
見守りカメラに表示されている室温は14度。
母にはサムサム。寒くてごきげん悪かったのですね。

ごめんなさい、母さん。

キッチン、リビングなどのエアコンをオンして
ヘルパーさんの来訪5分前に、
「母さん寒かったですね、ごめんなさいね。
部屋を暖めたから、台所のほうがぬくいですよ〜」
となだめつつ、声掛けしているときにピンポンか鳴って、
なんとか母が対応してくれました。

それでも母、外面がいいのは助かります。
(十分低空飛行ですが)


むーんと無愛想な母。これからがヘルパーさんの腕の見せ所なんです。

画面越しにヘルパーさんに「超絶不穏なんです、すみません」と言ったら、
「そののようですね。
今日はお休みすると書き置きがありましたw」とヘルパーさん。
決して気分のいいものではなかろうに、
全く気にしないふうなのが、とてもありがたいです。

ヘルパーさんには、
寒さゆえの不穏であることを伝えて、いつもの作業に追加して
✔ 母部屋のエアコンをピッしていただく(以前の18.5℃)
✔ 見守りカメラ位置の修正
✔ 明日のデイサービス用に持ち物リスト作成

をお願いしました。

 

支援の終わりがけに呼びかけたら
お風呂に入れていただいて、すっかりごきげんな母が登場しました。
まるで別人。


ヘルパーマジック!!

ヘルパーさんによると、
「やはり寒くていらっしゃったんでしょう、
いつもよりも長く湯船にお入りでした」とのこと。

温度ストレスも大事なポイントであることを
痛感した出来事でした。



【過去記事です。1年前はこんなことも。これに比べたら成長したなぁ】

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