認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

終了後に徹底的にくたびれた風の認知症母_デイサービス9回目

そうか、どなたかとの大切な約束や、
集中したい自分の受診は、

母のデイの日に合わせればいいんだ!!!
そうすれば、難聴の母に、昼食の到着をすぐ伝えることなどの気がかりなく、
用事に集中できることに初めて気がつきました。
いまさら。
そう、今更気づいたのです。
きっと介護のベテランさんはふつうにされていることなのでしょう。


金曜は自分の歯科受診(3カ月に一度の定期クリーニング)で
偶然母のデイと重なったものですから、
お昼の心配をせず、受診時に安心んして電源オフできる幸せを味わいました。


私自身は強度の歯医者恐怖症で、
恐怖感で、受診中に簡単に顎が外れてしまうようになり、難儀します。
今お世話になっているのは、障がい者と小児専門の歯科です。
こちらが素晴らしい。治療はもちろん、クリーニングも、
笑気ガスをマックスの「50」でやっていただきます。
うまく笑気ガスが働くと、受診中は意識をなくせますが
気がかりがあると即座に「戻って」きてしまいます。

今日は自分から歯科医に相談した愁訴があり
まだ笑気ガスが薄い(「30」)中で確認してもらうことがありました。
そのときに味わった恐怖で、笑気ガス中に顎が外れた模様です。ただ、
「自分で顎を入れていただけるので助かりました」
歯科衛生士さんに言われましたが、ほぼ記憶にありません。
やはり恐怖感があると私の顎は簡単にはずれてしまう特性です。フゴフゴ。

 

前述したとおり、金曜日は母のデイサービス。
早起きして、8時出発の1時間前には、準備万端。
今日は「鈴を持っていく!」と張りきっています。

よく見ると、胸元にネックレスとペンダントと二重につけていたので諫めると、
「人の前に出るんだから着けておかなくてはダメ💢」
なんとかなだめてパールだけは外してもらいました。
これで精一杯。
ひとつはついたままですが、別に母は入浴しないし、もういい!

鈴は、母の、保育所での読み聞かせボランティア現役時代に、園児と一緒にお歌も歌うので、にぎやかしにと私が8年くらい前に買ったものです。2枚目)目の前でパールは外してくれました。
 

ところで、夕方デイから帰って来た母のお疲れぶりが半端なく
ちょっと運動量が多すぎたのかもしれません。
楽しいのは最高に楽しいらしいんですが。
送迎の方が帰ってひとりになったら、
大丈夫か!?と思うほどにヘロヘロに。
「もしも夜具合が悪くなったら、セコムのボタンを押したら
すぐに誰かが来るから大丈夫ですからね」
思わず声を掛けました。

  

一度は外したはずのパールネックレスが、
なぜか胸元に光っています。

…まあいい。