昨晩の小池百合子都知事の「感染爆発 重大局面」のインパクトたっぷりの会見後から
近所のスーパーやドラッグストアでは、シュールな景色が繰り広げられています。
朝から入場制限があったり、レジまで50メートル以上並んだり。
そういう様子が報道されるせいでしょう。九州の母も焦っています。
「買いだめ、いやねぇ」と、電話の向こうの母。
…どの口が言うねん、どの口が!
「何かうちも買っておかないとだめね。お米買おうかな」と言うので
慌てて
「いりませーん! うちには(母の家)たんまり備蓄がありますよ。
お米も水もちゃんとあります。ストックも非常用の食品もたんまりあります。
缶詰もそうざいもいっぱいです。なんにも買わずに結構です」とおどけて応えました。
「どこにあるのよ」と言うので「あそこでしょ、ここでしょ…」と丁寧にご説明。
(全くわかっていないはずです!)
母は、自分の買ったものがわからなくなり、今うちになにがある・なにがないが
ほぼわかりません。たぶん、なにもかも「ない」と感じているようです。
買ったものを整理することも難しいので、破滅的な冷蔵庫になってしまいます。
でも、報道見ていて不安になる気持ちもよくわかります。
都市がロックダウンするなんてもしも言われたら、母はなんの仕度もできないはずです。
困った、困った、私はどう動けばいいかしら、と
トイレットペーパーを購入する列に並びながら思いを馳せておりました。
遠距離介護の人は、ウイルス運ばないように都市に留まるべしとも聞きます。
しかし、母を遠くからサポートするのはハードル高そう。
どうしたもんでしょうかね。