認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母の入院でよかったこと ①身内の理解が進んだ

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母の入院は青天の霹靂でしたが、よかったこともたくさんありました。

いちばんは、入院が転機となって、周りの方々の協力が得られるようになったことです。

身近なところでは、兄がようやく納得してくれました。

その1年前くらいに「母さんの様子がおかしい。認知障害を起こしている」と伝えたものの、

帰省して母の様子を見た兄は「こんなもんじゃない? 年相応だよ」という反応。

私がHSPで気がつきやすいだけで、もしかして他の人にはわからないのか?

まあ、仕方ない。ひとりでやっていこうと決めて

1年間ほど、ひとりで遠距離介護をしていました。ちょっと孤独でした。

 

入院をきっかけに、身内が現状を理解してくれるのは大きな力になりました。

現実的に手が増えるわけではありませんが、状況を知ってくれているということに対して

こちらが安心するのです。

まあ、認知障害云々ではなく、まず、生きるか死ぬかの問題ではありましたが。

 

母が徐々に回復するも、そのせん妄状態に、深く落ち込む兄。

しかし、母の前では努めて明るく振る舞ってくれるのも助かりました。