高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

マイペースなADHD母、勘違いなHPS娘

高校時代にお世話になった下宿先のおばあさんは
ご自分でお使いのご飯茶碗と汁椀は、流しに持って行かず、
お茶を注いでそれを飲んできれいにする方でした。
水気をその場ではらって、食器棚にイン。
高野山のお坊様みたいで、
無駄なく暮らしていらっしゃるのがステキでした。

少し違いますが、母は洗わないことが、洗ってもかなり適当なことがよくあります。
野菜や果物やお菓子を切った包丁は、ちょちょいと拭いただけ、
拭きもしないで、しまうこともあるようです。
そのせいか、茶渋はもちろん、ふんわり食器が黒ずんでいることも少なくありません。

あれは高校時代に帰省をしていたときのこと。
私がお客様用食器の黒ずみに気がつき
「そうか、もうお母さんは加齢で視力が低下して、この黒ずみが見えないんだ」
と思い、ひとり寂しい気持ちで、食器を磨きました。
今も帰省したら、黒ずんだ茶碗を漂白してきれいにします。
最近は酸素漂白剤があるので重宝するんです。
そういう私の仕事は、誰からも気がつかれないことだと思っていました。
ただ、そのままお客様に出したら、お客様の気分が悪いかもしれないし
「お友達に不潔だと思われたら母が可哀想」、そう思ったのです。

それが先日。漂白したばかりのお客様用の湯呑みを見た母が
「まぁ~、買ったばかりみたいにきれいになったねぇ」と喜びました。
…ちょっと待て。
見えとったんかーい!!!

そういえば。私が高校生時分の母は、今の私とほぼ同じ年です。
母は私よりもずっと視力がよく、老眼も遅かった…。
今の私がこんなに見えているのに、
あのとき茶碗の黒ずみが見えていなかったわけがない。
確信犯です。というよりも、母はおそらくまったく気にも留めない人で
私だけが母をフォローしようと空回りしていたというわけです。とほほ。


それでも食器は漂白しますけどね。

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ときどきこういう書き置きが食器棚の中にあります。
…私に言ってる? 
私はサンタクロースか!?
そんな9人も10人もお客様こないし、4客でいいじゃないですか、母さん。