認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

離陸時の“耳キーン”で鼓膜が破れたことがあります

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離陸時の高度が変わるときの気圧の変化で耳が痛くなるという方は
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

私も苦手です。
どんなに頑張っても耳抜きすることができず、
離陸時と着陸時は、必死にアメを舐めるようにしています。


かれこれ30年近く前のこと。
そのときはちょうど、風邪で鼻が詰まった状態で飛行機に搭乗したのです。
大阪から沖縄への出張でした。
離陸と同時に、「いたたたたた……」
耳にめっちゃ圧力を感じますが、
だからといって鼓膜は破れることがあるわけないので
タカをくくっていたのです。

しかし、張り詰めたような半端ない痛み…。
「いたたたたたたたたたたた!!!!」
バフッ!


!?
そのまま猛烈な痛みとともに、片耳がほぼ聞こえなくなってしまいました。
旅先ではたいへん困りました。
出会う方々に、仕事だというのに、
「すみません、聞こえなくなってしまって、大きな声で話していただいていいですか」
みたいなお願いを繰り返していました。しかも超痛い…_| ̄|○


なんとか二泊三日の行程をこなし、
帰阪してからすぐに耳鼻科に行きました。

 

「あー、鼓膜破れています。航空性中耳炎ですね」

 

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あの、離陸時の耳キーンで、鼓膜が破れることがあるなんて
このとき初めて学びました。
あとから調べたところによると、
着陸時のほうが航空性中耳炎のリスクは高めなんだそうです。


今年も風邪のシーズン到来です。
昨年は、新型コロナを警戒しまくったおかげで
風邪の「か」の字も引かなかったので、この調子で今年もうまくかわしたいものです。


もしも引いてしまったら、飛行機で移動する際はどうぞお気をつけて。
耳キーンをあなどらないでください。


耳抜きができる方は、空気を抜いて。
できない方は、アメを舐めて、ツバをこまめに飲み込むか、
あくびをして顎関節を動かして、空気を抜いてください。
アメは、客室乗務員さんにお願いしたら、分けてもらえるはずです。
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難聴の記事を書いていたら痛いことを思い出してしました。
ご用心、ご用心…。

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