実家のメインのカレンダーは、
いただきものの明治神宮カレンダーです。
月ごとに、明治神宮の四季折々の美しい写真と
明治天皇と昭憲皇太后の和歌が載っています。
母は、掲載された昭憲皇太后の和歌に、心酔しています。
カレンダーを見てはしょっちゅう読みあげ、
手帳にも好きな和歌をびっしり書いていました。
まあ、カレンダーへの書き込みもすごいんですけど。
日の丸の旗が欲しい、とか書いてあります…汗。 母は“その気”になり方がハンパなく、しかも感激屋さん。起承転結の振り幅は甚だデカい。というわけで、写真と和歌で気持ち晴れ晴れ。心が遠くに飛んでいきます。
たしか、2月だったかな。雪の上の白い文字が読みにくかったらしい。書き足しています…
よけい読めなくなりました(大汗
ただ、いただきものだし、催促するのも気が引けて、
来年分は揃わないかわりに、思いっきり書きまくって気を紛らせるように
メインには白いカレンダーを用意していたのです。
そしたら今日、うちの事務所から写真が送られてきました。
今年もいただくことができました、明治神宮カレンダー。
やったー!
夕方の日課電話で母に知らせたら、小躍りして喜びました。
よかった、よかった。
そうだ、今年は明治神宮の鎮座100年なのです。コロナ禍であまりお祝いできなかったですね。でも、明治神宮の杜は最高だぞう!
本当を言うと、ないならないで、きっと母は忘れてしまいます。
でも、ある限りは、しょっちゅうカレンダーを見るたび、気分アゲアゲで…
昭憲皇太后が憑依したかのごとく(すみません、違いますけど、ホントすみません)
美しい日本国を思って踊り出すくらいの気分なのです、母。
そういうことを、来年も続けられるのはありがたいことです。