認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母から飛んでくる疑問出し

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加藤清正 - Wikipedia

 

日課Alexa呼びかけのあとで、母からスマホに着信。
「ちょっと聞きたいんだけど、加藤清正は何年前の人?」
え。正確には即答できず、ウィキで調べながら
「1562~1611年」と回答。
「だからそれは何年前よ?💢」
「母さん、今は何年だったでしょうか?」
「ええと、2000…2012年くらい?」
「惜しい! 2021年!!」
だいたい400年くらい前だと伝えると速攻で「あっそ、ありがと」で切れました。
いろいろあります。
でも2012年の認識なら上等じゃないでしょうか。

たまに「!?」と思うような質問が飛んできます。
「ITってなに?」とか菅義偉ってなんて読むの」とか。
疑問があるのはとてもよいこと。

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さてと。日課のAlexa呼びかけのこと。
Alexa画面に現れた瞬間に母の気持ちが手に取るようにわかるのは
慣れなのでしょうか。エネルギーがわかるからかな。
…慣れですね。今日もごきげん。

夕食は片道徒歩20分(しかも急な坂道)のコンビニで購入した
海苔巻きといなりのお弁当500円を半分。

「コンビニがちょうどいいところにあって
いい運動が毎日できていいですね」と言うと
「そうなの!」と喜んでいます。

「楽しく生きる秘訣はなんですか?」と聞くと
「やっぱり体を動かすことよ」

母の場合は、多動がよいほうに出ているんじゃないかとよく思います。
多動だからそうなるのか、どっちが先かはわかりませんが。
母のごきげん、ふきげんを、こちらは淡々と受け取り、流しながら、
静かに笑える人でありたいものです。
実際にはしょっちゅう、Alexaごしに「母さん、ちがーーーう!!」と声を張り上げています。

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「またあしたっ!」。べつに撮影用にポーズをつけているわけではなく、ただのお調子者です。…かわいい。切る時にはいつもなカマしてくれますw。

朝伺った神社の境内でカワイコチャンの声がして
見あげるとイチョウの木にメジロがいました。
おなかしか写せませんでしたが、メジロかわいかった。ラッキー!

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東京に来て、初めて港区白金台、桜田通りに清正公前(せいしょうこうまえ)の交差点を知ったときには我が目を疑いました。その名の通り、清正公さんゆかりの地名です。明治神宮境内の「清正井(きよまさのいど)は、清正公さんが掘ったとされる井戸でございます。熊本では「せいしょこさん」と言います。わたし、熊本生まれです。