母は薬嫌いです。といっても根拠は全くありません。
薬を続けて飲むと、体に悪いと思っているフシがあります。
まあ、飲まないに越したことはないと思うので、
命に関わるかもしれないような深刻な病気のとき以外は、私も適当です。
薬を毛嫌いするくせに、薬っぽくないものはまったく警戒しない母。
「ちょっと、ちょっと!」と私が突っ込みたくなるワーストヘビーユースは
① サロンパス ②イソジン ③目薬です。
サロンパスについては、使用上の注意に
「2週間以上の連続使用はだめ。医者に行け…」みたいな記述があります。
経皮吸収で薬剤が浸透するなんて母は思ってもみないようなので、困ったものです。
幸いなことに、サロンパスはマイルドなのか、
ネットで検索しても長期使用による深刻な弊害の報告はさらえませんでしたが、
湿布薬の中には、深刻な副作用を招くものもあります。
先日の帰省時にそれをプリントして、読ませました(サロンパスとは無関係ですが💦)。
おかげで、母のサロンパス禁断症状が治まってきました。
目薬については、9月の眼科の受診で
「市販の目薬へのアレルギー症状では?」ということに。
めでたく、うちにあった目薬はいったん全部破棄。ホッとしました。
おかげで母の目薬の禁断症状も治まってきました。
目薬はこの写真をとってから、あと5つほど見つかりました(破棄)。眼科では後発白内障の手術もしていただき、その目薬は別に処方していただきました。母は、ひとりのときは結構点眼を忘れてしまい、日に3回が日に1回の頻度になっています。
あとはイソジンだな。
というか、日常使用は
ポビドンヨードがいちばんヤバいだろう…大汗。
守ろう甲状腺。いつまでも海藻食べたい…。
私自身は甲状腺、経過観察中です_| ̄|○
母は習慣的にイソジンうがいしています。もう何十年も。
さらに恐ろしいことに、最近では母、
脱脂綿にイソジン浸したものを虫歯に詰めて就寝することも。
甲状腺の危機など、思ったこともないでしょう。
何十年もやっていて、今さらアブナイもないのかもしれませんが
次回はイソジンの禁断症状を止めるべくアプローチしてみます。
根本的な問題として、本当は母に歯科医を受診させなきゃいけないのは
私もわかっています。でもできない。
本人は断固として拒否します。
若い頃に不本意な抜糸の経験があり、歯科医に対する不信感がハンパありません。
実は現在、前歯も抜けているところがありますが、まったく痛くないそうです。
歯周病の気配もなさそう。
母に似ず、歯がよわ~く、歯周病体質の私には信じられないことです。
そんな母のお守りが、キシリトール配合の歯みがきガム。
近くにないと不安がります。
とにかくしょっちゅう噛みまくっています。
そして家の中にはいろんなところにペロッと噛んだガムが落ちています。
メーカーさんに、高齢者のガム需要が増えていると伺いましたが、本当でした!
何本か歯がないとか、見た目はどうでもいいのです。
母が死ぬまでこのまま、歯も歯茎も痛まず、ごきげんに食事ができればそれでよいと思っています。
どうにか歯医者さんに連れて行かずにすめばいいのですが…。
そのためにガムまき散らすくらいはいいよ。我慢する。
でも、イソジンはやめたいねぇ。
【自分のことですが歯科治療が苦手です】
私も歯医者さんが超苦手です。でも母より状態は深刻なので、3カ月に一度は受診します。先日も受診した折りに、診察イスの上で体が麻痺してしまい、意識も遠のき、病院のみなさんにご心配をかけてしまいました。
若いときは、静脈麻酔で眠らせてもらい、まとめて12本を治療してもらったこともあります。
自分の恐怖心が半端ないのに、母に「行かなきゃダメと」なんてとても言えなくて。一応地元の、障がい者対応の、静脈麻酔で施術可能な歯科医もみつけはしましたが…。いえ、虫歯菌の害は、だれよりもわかっているつもりです。でも。
ところで、ガム。私は歯茎が痛くて噛めません…。歯がもっていかれそうでものすごい恐怖感だし。あれ、歯が頑丈な人じゃないと噛めないと思いますけどねぇ。いやもう、ふにゃふにゃにやわらかなものだけ食べていたい。噛んで歯が崩れていく恐怖がトラウマになってます…_| ̄|○