先日の日課アレクサトークで。
母のお友達が亡くなったと、ご子息からハガキをいただいたそうです。
高校時代の、男性のお友達。関西にお住まいでした。
月に2、3度は「◎◎ちゃん、元気にしてる?」と電話をかけてきてくださったそう。
70年越しの友人ってすごいなぁ。
そして、母を支えてくださっていたうちのおひと方なんですね。
ありがとうございました。
「死はみんな平等に訪れるものだけど、
でもやっぱり、友達がひとり逝き、ふたり逝き…、見送るのは寂しいねぇ。
亡くなった彼は今頃、先に向こうに行っていた級友と一緒に、
楽しくやってるとは思うけど。
残るこっちは寂しいわよ」と母。
しんみりしていました。
高校の同級生では、仲良しは、あと女性のお友達ひとりになっちゃったそうです。
89歳ともなると、お見送りが本当に多い…。
「70年なんてあっという間よ。ホントに、あっという間」と母。
ちょっとわかる気がするな。
「まあね。あの世に行っても、△△くんはわたしのこと気にかけて、
きっと護ってくれるわよ」
…まだまだ支えてもらうのは続きそうです(大汗
母にはもちろん言いませんが、
現実的で事務的な観点から我が身を振り返りました。
自分が遺族になったときに、知らせるべき方々に、
母の訃報をちゃんとお知らせできるのかしら。
そもそも母の高校の同級生なんて、連絡先を知らないしな。
次回の帰省時に、ちょっと落ち着いたときに確認を試みようかと思います。
翌日は、心ばかりのお香典を現金書留で送りたいからと、
母はひとり郵便局に出かけました。
最寄りの郵便局は、往復1時間、坂をのぼったりおりたりで出かけねばならず、
夕方アレクサトークをしたときにはもうヘロヘロでした。
「やらなきゃいけないことはやったので今日はもう寝まーす」
お疲れ様でした。
バスでまちの郵便局に行くほうが、時間も短くて済むし、
体もラクだがね、母さん…。